アデスの音楽&指揮は今夜も素晴らしく、ついついアデスを見ちゃう。オケも必死。やればちゃんといい感じに表現できるのに、やっぱり指揮者次第なのでしょうね。

昨秋、ミラノで振っているのを観た「ザ・テンペスト」も音楽(演出も)素晴らしかったし、アデス、すっかりファン。

アデスの現代音楽に聴き惚れながら、100年前に、マーラーやシュトラウスが振った自曲演奏会の観客も、こんな感じで楽しんだのだろうなぁ、と想像。あぁ、想像するとくらっとする。

アデスに一番大きな拍手とブラヴォー!しながら、「ザ・ダンテ・プロジェクト」満喫(この作品、振り付けよりも音楽が中心で、ストーリー語ってると思う。美術→音楽→振付の順で創作が行われた、と聞いたけど、納得)。クリエーションで心からよいと思う作品、ほんと、いつぶりかしら(笑)。

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年5月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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