解熱鎮痛剤を飲んでも抗体量に影響はない

副作用が出た後に解熱鎮痛剤を飲んでも、抗体量に変化はありませんでした / Credit:Canva . ナゾロジー編集部(画像=『ナゾロジー』より 引用)
2回目接種後の発熱に対して解熱鎮痛剤を飲んでも大丈夫なのか?
調査結果は「問題ない」と述べています。
研究対象となった335人のうち、約半数にあたる45%の被験者たちが、ワクチン接種後に副反応を抑えるため、何らかの解熱鎮痛剤を服用していました。
しかし、解熱鎮痛剤を服用した人とそうでない人を比べても、抗体量には統計的な差は見られませんでした。
この結果は、解熱鎮痛剤で発熱を抑えても、抗体量には影響を与えないことを示します。