クマ財団活動支援生展示シリーズ「KUMA selection」として、後藤宙(ごとうかなた)氏による個展「DUNNO」が、7月19日(水)~23日(日)の5日間にわたりクマ財団ギャラリーにて開催される。
糸を使用した彫刻やインスタレーション作品を発表する注目のアーティスト・後藤氏。の作品を見に、六本木まで足を運んでみてはどうだろう。
糸を用いた立体・平面作品やインスタレーションを制作
後藤宙氏は、1991年東京生まれ。ある仮面との出会いをきっかけに、糸を使った作品の制作を始める。物の成り立ちやその構造への興味から幾何学や法則性と対峙しつつ、同時に瞬間の閃きや無作為的選択をオブジェクトに織り込む。
主なメディアとして、糸を使用した立体・平面作品やインスタレーションを制作している。2018年に東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。SICF16 スパイラル奨励賞、Tokyo Midtown Award アート部門グランプリなど受賞多数。
過去作品に加えて新作も展示予定
同展では、過去作品に加え新作も展示予定だ。また、ターンテーブルを用いた実験的な作品なども含めた様々な作品が並ぶ。
次世代を担う才能を発信する新拠点
クマ財団ギャラリーは、クマ財団クリエイター奨学生ならびに活動支援生の作品発表の機会を継続的に持つことを目的に、2022年4月に東京・六本木にオープンした。
文化とアートの中心の一つである六本木で、年間を通じて同財団が支援する若手クリエイターの作品を発信し、若い才能が持つ無限の可能性を社会と繋げていく。
新作を含め、後藤氏の様々な作品を観ることができる同展。新進気鋭のアーティストの作品をチェックしたい人にも最適ではないだろうか。
DUNNO
会期:7月19日(水)~23日(日)
開館時間:12:00~19:00
料金:無料
会場:クマ財団ギャラリー
所在地:東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206
(角谷良平)