サバも登場

次はサバとアジで一荷でヒット。サバは派手に暴れるのでヒットしたらサバかアジかはすぐにわかるはずだ。アジは口が弱いのでサバと同時にヒットすると振り落とされてしまうことも珍しくない。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず サバも交じった(提供:TSURINEWSライター永井航)

この場合、アジがバレないようにする方法は特にはないので基本は運任せ。この季節は脂こそ乗っていないがサバはサバでフライや竜田揚げは通年オススメ。サイズにもよるが30cm超えるサバを3~4本持って帰るとなかなか良いお土産になるだろう。

当日はサバが入れ食いになるということもなく、アジ5匹にサバ1匹というちょうどいいペース。サイズは中型中心だが時折40cmほどの大アジも釣れ船内アナウンスが響き渡る。

まきエサ釣りはチームプレイ

一時食い渋る場面もあったが、船内の釣り人達がまきエサを切らさなかったのもあり常時安定して釣れていた。船下に魚を留めるためにはやはり誰かは常にまきエサを指示棚で撒ける状態にするのが最も良い。そのため、混み合う船も考えものだが、まきエサ釣りにはある程度の人員は必要。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず ビシアジで本命キャッチ(提供:TSURINEWSライター永井航)

実は船のまきエサ釣りはチームプレーだったりする。また当日は比較的棚にシビアな面もあったが潮の流れがそこまで早くないのもあり、丁寧に探っていくとほぼ毎投アタリをもらうことができた。

順調に数伸ばす

周りを見渡しても既にまったり楽しむ人もちらほら。私もお土産は充分確保したのでまったりしようかと思ったが、折角お金を払ったし沖上がりまではやろうとと貧乏性が発動。私はマメな性格でないのだが、小物狙いの船ではなぜがカウンターで魚を数えたくなる。とはいえ、まともに数えきった試しはなく大抵途中で忘れてしまいわからなくなる。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず アジ多数確保(提供:TSURINEWSライター永井航)

今回も押し忘れを何度かしている頼れるカウンター数字は27。東京湾のライトアジと違い水深のあるここら辺のアジ船ではまずまずの数字だ。ラストスパートでもしっかりアジも追加し、満足で沖上がり。入れ食いで疲れるということもなく食い渋りで打つ手無しにもならずで穏やかに楽しめたアジ釣りだった。

最終釣果

最終的には持ち帰りはアジが43匹、サバが4匹(リリース6、7匹)餌は赤タン、青イソメに食いの差なくどちらも良いあたりっぷりだった。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらずビシアジでキャッチした良型アジ(提供:TSURINEWSライター永井航)

アジは中型中心だが脂乗りは最高。刺身、なめろう、フライなど何にしても美味!特にそのままの味わいを楽しめる刺身はおすすめだ。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず ビシアジのゲストのサバ(提供:TSURINEWSライター永井航)

今後の展望

今回は気候や厄介な邪魔者のサメが出なかったのもありストレスフリーで楽しめた。現在、湘南、西湘エリアの船釣りではアジの他、シロギスも良いようだ。

相模湾のビシアジ釣りでマアジ43尾【大磯・与宗丸】赤タンも青イソメも食い変わらず ビシアジで数釣り(提供:TSURINEWSライター永井航)

またルアーや湾口の方ではシイラやカツオも既に出ており大物狙いからも目が離せない。

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<永井航/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
与宗丸
出船場所:大磯港
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