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元鹿島アントラーズ所属選手の日本代表FW上田綺世は、ベルギー1部サークル・ブルッヘからMF守田英正所属ポルトガル1部スポルティングCPへ移籍する可能性が消滅したようだ。
上田がスポルティングへ移籍する可能性は、ポルトガル紙『レコルド』が先月22日に報道。これによると、スポルティングはポルトガル代表FWパウリーニョとポジション争い可能なストライカーの獲得を目指しており、トップターゲットにコヴェントリー所属FWヴィクトル・ギョケレスを指名。ただギョケレス獲得失敗時の代替選手として上田をリストアップしていた。
また同紙は今月5日、ギョケレス獲得交渉の現状について「クラブ間交渉は足踏み状態」と報道。スポルティングは移籍金1800万ユーロ(約28億3000万円)、ボーナス350万ユーロ(約5億5000万円)でオファーを提示も、コヴェントリーはこれを拒否したとみられていた。
しかしコヴェントリーとのクラブ間交渉は6日になって好転。『レコルド』は7日に報じたところによると、スポルティングが総額2400万ユーロ(約37億4000万円)の支払いでコヴェントリーと概ね合意に達した模様。ギョケレスと5年契約を結ぶ予定であり、早ければ今週末にも公式発表する見通しであることから、上田獲得には動かないものとみられる。
なお上田の移籍先については、先月末にリーグアン(フランス1部)RCランスが候補に浮上している。またドイツメディア『フースバル』は今月3日に「上田がドイツでゴールを追う日は近いかもしれない。ブンデスリーガの複数クラブが彼の獲得を検討している。すでにサークルとの交渉はスタートしているが、まだ具体的な話には至っていない」とリポート。サークルが移籍金として800万ユーロ(約12億6000万円)を要求したという。