バイクに乗っている皆さんはレッドバロンの名前を一度は聞いたことがありますよね?「赤男爵」という愛称でも呼ばれるレッドバロンは、二輪の販売業界では最大手に分類される企業で、全国各地で店舗を見かけることができます。これからバイクの購入や買取を検討している方は、下記のような点が気になるかと思います。「レッドバロンってどんな特徴があるの?」「有名だけど、購入や買取のメリットやデメリットが知りたい!」この記事ではレッドバロンの基本的な概要から、サービスの特徴、利用する際のメリットデメリットなどを解説していきます。バイク取扱店選びの参考になる情報満載ですので是非ご覧ください!

レッドバロンの概要紹介
レッドバロン

まずはレッドバロンの基本情報から見ていきましょう。

会社の商号 株式会社レッドバロン
資本金 50億5952万円(2022年11月時点)
創立 1972年1月
本社所在地 愛知県岡崎市藤川町字境松西1番地
店舗数 国内306店舗(2022年11月時点)海外5事業所・店舗
総売上高(年間) 857億円(2022年10月連結決算期)
従業員数 2468名(2022年11月時点)
事業内容 バイク・パーツ・アクセサリー用品の販売・修理 / 直輸入バイク・パーツ・アクセサリー用品卸しおよび小売販売 / 技術情報の紹介および物品販売 / 海外ディーラーへのバイク販売および技術指導/海外フランチャイズチェーン出店、現地企業との合弁事業の展開 / 国内外のバイクライダー専用レジャー施設(ホテル、サーキット)の開発および運営
レッドバロンは愛知県に本社を構える二輪業界トップクラスの企業です

バイクの買取や販売は有名ですが、その他にもレジャー施設やサーキットの運営なども手掛けている大企業です。

レッドバロンの特徴4選!大手ならではの強み
バイク 赤

次に、レッドバロンの特徴について4つのポイントをご紹介します。

特徴①:豊富な車種の取扱い

レッドバロンは年間約10万台ものバイクを取り扱っている実績があり、幅広い車種の取り扱いが可能です。

国産の人気車種から、年式の古いレアなバイク、市場ではなかなかお目にかからないような輸入車まで、ありとあらゆる車種の取扱実績があります

地域密着型の小さな店舗では、その地域の需要にあった車種しか取り扱うことはできません。

しかし、全国的に販売経路があるレッドバロンは、規模の大きさを活かして幅広い車種を取り扱えるのです。

特徴②:実店舗とオンライン両方のサービスが充実している

レッドバロンは、実店舗とオンラインの両方で充実したサービスを提供しています。

例えば、バイクの購入を検討している際は「専門知識を持った詳しい人にいろいろ教えて欲しい!」という風に思いますよね。

そんなときはレッドバロンの実店舗を訪問すれば、専門知識を持ったスタッフが親身に相談に乗ってくれます

普段忙しくて店舗に行く時間がないという方は、オンラインサイトを活用するのがおすすめです。

査定依頼は年中無休で受け付けてくれますし、購入を検討している方は、特選の新車情報などをサイトでチェックすることができます。

特徴③:独自の査定システムACIDAM(アシダム)
PC 計測 システム

バイクの買取サービスを提供している企業には、一般的に「査定士」というスタッフがいます。

査定士はバイクの状態をヒアリングや目視で判断して、査定金額を提示します。

レッドバロンの買取査定は、そうした査定士の技量だけに頼った査定ではありません。

ACIDAM(アシダム)というコンピューターの総合診断機による計測で、バイクの状態を正確にチェックし、バイクの状態を数値化して査定するんです。

バイクの状態が数値によって知らされるので、納得しやすい査定結果が期待できます。

特徴④:バイク購入後のアフターサービスも充実

レッドバロンはバイクの購入後のアフターサービスが充実していることでも有名です。

具体的なサービスは以下の通りです。

  • 整備記録の保存
  • オイルリザーブシステム
  • ロードサービス
  • 格安の盗難保険
レッドバロンの店舗では、レッドバロン以外で購入したバイクの整備を受け付けていません。

これはレッドバロンユーザーへの満足度を向上させるためでもあります。

レッドバロンの会員が整備を受ける場合、詳細の整備記録が全店舗でデータ共有されます

オイルリザーブシステムに関しても、通常でオイル交換を行うよりも遙かにコストパフォーマンスがよく、大人気のサービスとなっています。

しかも、オイルリザーブシステムを利用していると、バイクを売却する際、残っているオイルを計算して売却してくれるんです。

金額としては微々たるものかもしれませんが、細かな配慮が嬉しいですよね。

他にも整備士が同行して駆けつけてくれるロードサービスや格安の盗難保険など、レッドバロン会員にはお得なサービスが満載です。

レッドバロンを利用するメリット3選
バイク 新しい

これらの特徴を踏まえた上で、レッドバロンを利用するメリットを3つご紹介します。

メリット①:バイク購入時から購入後まで最高品質のサービス

レッドバロンが提供するバイク購入時から購入後までのサービスは、業界屈指と言えるでしょう。

300ヶ所を超える直営店には、購入に関する有益な情報を親身になってアドバイスしてくれる専門性の高いスタッフがいます

また、全国から買取されたバイクの在庫から、あなたの探しているバイクを見つけ出して提案してくれます。

前項でご紹介したバイク購入後のアフターサービスはもちろんのこと、バイク購入を前提とした下取りであれば、さらに査定金額を頑張ってくれます。

バイクライフを送る中で、「専門スタッフに頼りたい!」という方は利用しない手はないでしょう。

メリット②:査定金額が正確で納得しやすい

レッドバロンの査定は独自システムのアシダムを利用し、バイクの状態を数値化します。

その数値化されたデータを元に、査定スタッフが査定金額の理由を詳しく説明してくれます。


漠然とした説明ではなく、数値として結果が出るので、納得がいきやすいというのがメリットの一つと言えます。

査定金額提示後に金額アップのための交渉をすることも可能です。

メリット③:買取依頼時の各種サービスが充実
手続き サービス

バイク買取の際に発生する、下記の細かな手間に対するフォローが充実しているのも良いポイントです

  • 面倒な書類手続きの無料代行
  • 店頭でのバイク売却後の無料送迎
  • 査定依頼時はバイクの引き上げ無料
バイクの買取って、名義変更が発生したり、ローンが残っている場合の返済処理など、意外と面倒なことが多いですよね。

これらの処理を、レッドバロンに無料で丸投げできるのはとても助かります。

レッドバロン利用の際のデメリット3選
バイク

サービスを利用するのであれば、デメリットを知っておくことも大事です。

デメリット①:スタッフの入れ替わりが激しい

快適なバイクライフを送る中で、お気に入りの店舗や顔馴染みのスタッフの存在は大事な要素の一つですよね。

レッドバロンは大手であるが故のデメリットとして、懇意にしている仲良くなったスタッフが異動でいなくなってしまうということがよくあります

これは販売スタッフ、整備士両方に言えることです。

「この人の整備が丁寧で気に入っている」
「次回乗り換える時も、この人にお願いしたい」

このような考えがあっても、異動によって叶わなくなるというのが残念なポイントです。

デメリット②:他社よりも査定金額が出るまで時間がかかる

レッドバロンの査定はアシダムを利用するため、必ず店舗で査定をする必要があります。

その正確な査定システム故に、オンラインや電話依頼の段階で、査定の参考価格が提示されないのはデメリットと言えるかもしれません。

依頼すれば、状態の良い場合前提で参考価格を教えてもらうことは可能です。

しかし、バイクの状態は千差万別のため、文字通り参考程度にしかなりません。

デメリット③:実店舗が近くにない場合も

レッドバロンは全国に300以上の直営店がありますが、47都道府県全てに店舗があるわけではありません

中には住んでいる地域に店舗がなく、継続して利用していくのが現実的ではないという方もいらっしゃると思います。

公式HPで最寄りの店舗をチェックしてみてください。

レッドバロンで査定依頼する際の流れを3STEPで解説!
手順 ステップ

では実際に、レッドバロンで査定を依頼した場合の流れを見ていきましょう。

①インターネットまたは電話で査定依頼

まずは査定の依頼をしましょう。

依頼は専用フォームか電話受付のどちらかを利用することができます。

依頼をする前に、愛車の情報を揃えておくと流れがスムーズになります

車検証やその他の書類を準備しておきましょう。

情報を専用フォームに入力すると、当日中にレッドバロンから電話が来て、査定に関する日時の打ち合わせとなります。

②持ち込みか引き取りにて店舗査定

レッドバロンの査定は店舗で行うことになりますので、自分で持ち込むか、引き取りをしてもらうかのどちらかになります

査定は独自システム“アシダム”の測定結果と、査定スタッフの査定情報を元に金額が提示されます。

③査定額に満足がいけば契約成立

査定金額に満足が行けば契約成立、満足がいかない場合は売却キャンセルとなります。

買取をしてもらわない場合でも、一切費用の発生はありません。

査定金額が提示された後に金額アップの交渉をして、ある程度粘ってから売却をするのがセオリーですので、ぜひ交渉にチャレンジしてみましょう。

契約成立の際に準備しておくものは以下の通りです。

  • 車検証または軽自動車届出済証(125cc以下のオートバイの場合は標識交付証)
  • 自賠責保険証
  • 印鑑
  • 運転免許証

レッドバロンでバイクを高く売るコツを4つご紹介!
バイク 2台

バイクを売るときは、高価買取を実現するためのコツがあります。

最後にレッドバロンでバイクを高く売るために押さえておきたいポイントを紹介します!

ポイント①:洗車・メンテナンス

車体が洗車されていて綺麗かどうかは、査定金額に直接影響するわけではありません。

しかし、整備の行き届いているバイクが査定スタッフに好印象を与えることは間違いありません

愛車を大切に扱っていることが伝わるように、最低限のメンテナンスをしておきましょう。

乗る頻度が低いバイクを査定してもらうときは、エンジンの始動チェックをしておくことで、査定時にエンジンが不調になるなどのトラブルを避けられます。

ポイント②:複数の業者に依頼をする

複数の業者間で競争してもらうことは、バイクを高く売るために一番重要な要素とも言えます

最終的にレッドバロンで売りたいと思っている場合でもそうでなくても、必ず複数の業者に査定を依頼しましょう。

少しでも高く売りたいのであれば、一括査定サイトなどを利用して、一度に複数の業者に出張査定してもらい、オークションのような状態にするのもアリです。

バイクを一括査定してもらうなら、KATIXがおすすめです。

KATIXなら、写真を撮影し、バイクの情報を入力するだけで簡単に複数業者の見積もりを出してもらえるからです。

ポイント③:事前の交渉準備
バイク ヘルメット

バイクを売るときは、査定金額が提示された後に交渉の段階を踏むということを前提にしておきましょう

最初から納得のいく査定金額が出ることは非常に稀です。

買取業者側もビジネスですので、可能な限り安く買い取ることが利益につながるというのも事実です。

金額の交渉をする際は、そのバイクの買取相場価格や、売り出されている金額を把握しておくとスムーズに交渉できます。

ポイント④:乗り換えの場合は下取りも検討

別のバイクに乗り換える予定のある場合は、売却ではなく下取りという形で、売却と購入を同じ業者にまとめることで、売却金額がアップします

業者からしても、買取をした後でさらにバイクも買ってもらえるとなれば、査定金額アップに取り組みやすい状況となるわけです。

レッドバロンと良いお付き合いをして快適なバイクライフを
バイク 赤

ネット上には色々な評判が記載されていますが、その情報がどれも真実とは限りません。

たくさんのスタッフが在籍している企業では、接客態度が素晴らしい人がいる反面、そうでない人もいるでしょう。

バイクの購入や買取を検討する上で、レッドバロンに相談して損をすることはありません。

もしも気になっている場合は、一度店舗に足を運んだり、査定を依頼してみることをおすすめします。

この記事を参考にして、少しでも満足度の高い体験ができれば幸いです。