世界を驚愕させるニュルレコードをマークする可能性も!

ロータスは、フルEVハイパーカー『エヴァイヤ』の頂点に君臨する、ハードコアモデルを開発中と噂されていたが、そのプロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

昨日、ニュルブルクリンク北コースを貸し切り、観光客の通行を禁止、上空にヘリコプターを飛ばし厳戒態勢である種のラップレコードを試みていたという謎のプロトタイプ。

このモデルが限定モデル、レーシングカー、ハードコアモデルかは現段階で断定出来ないが、フロントウィンドウに「Evija X」と書かれており、サーキットに焦点を当てた究極のエヴァイヤと見られる。プロトタイプにヘッドライトはなく、ボディが極限にローダウンされているほか、サイドミラーも見当たらず、キャビン内にはロールケージが見てとれる。さらにフロントフェンダーには奇妙な開口部があり、そこからフロントアクスルサスペンションのコンポーネントが見えるのも謎だ。また後部には巨大なリアウィングを装着し、足回りにはピレリPゼロタイヤのセットを履いて武装している。

ベースのエヴァイヤは、クワッド電気モーターで構成される電動パワートレインを搭載、最高出力は2,011ps、最大トルク1,704Nmを発揮する。0-100km/h加速は3秒未満で時速350km/hという世界で最も強力なEVハイパーカーの1台だが、カメラマンによると、このプロトタイプは、とにかく速く、これまで見てきたハイパーカーと比較して群を抜いていたという。

このプロトタイプの正体がわかるまでもう少し時間がかかるかも知れないが、今後数ヶ月以内に世界を驚愕させるニュルレコードが発表される可能性がありそうだ。

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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