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明治安田生命J1リーグFC東京元監督のアルベル・プッチ・オルトネダ氏が、日本代表DF長友佑都に関するエピソードを告白。サッカー界で成功するために必要な要素も語っている。
長友は2021年9月にFC東京へ復帰すると、2022シーズンから今季途中までアルベル元監督と共闘。2021年までは左サイドバックでプレーする機会が多かったが、アルベル元監督のもとでは主に右サイドバックで先発出場していた。
FC東京を道半ばで離れたアルベル氏はすでに帰国。先月末、Twitchチャンネル『ジジャンテスFC』のインタビューで、FC東京の選手に伝えてきた「トップに駆け上がるために大事なこと」を以下のように紹介している。
「どんな職業であっても、メンタルの強さは必要。とてもハードだし、すべてを投げ出したい日だってあるだろう。それでも前進しなければならない。PKを外せば罵声を浴びるしね」
「つねに昨日の自分より成長したいという意欲も必要だ。これまで20歳で素晴らしい選手をたくさん見てきたが、成長したいという意欲がなければ、それ以上はない。成長するためのキャパシティがないんだ」
そして2つの要素を兼ね備えている選手として、インテル・マイアミ所属のMFセルヒオ・ブスケツや長友をあげると、長友について「彼はインテルで7年間プレーし、ワールドカップに4度出場している」
「これまで左サイドバックでプレーしていた。だけど右サイドで起用した時、彼は新たな景色に幸せを感じて、もっと高みを目指す意欲を見せていた。36歳だけど、新しいことに幸せを感じていたんだ」と語っている。
UEFAチャンピオンズリーグやFIFAワールドカップなど、大舞台での戦いを何度も経験している長友。アルベル氏のFC東京監督退任時には、指揮官から「世界のサッカー界の伝説的な選手、しかもこれほどまでに優れた人間性を持つ偉大な選手を指導できる幸運に恵まれる監督は、世界中を見渡してもほんの僅かです。ユウト、キミの監督を務めることができて本当に光栄でした。私のほうこそ『心からありがとう、 』と言いたいです。 Grazie mille Yuto!」と、感謝や称賛のメッセージを受け取っている。