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U22日本代表MF鈴木唯人は、明治安田生命J2リーグ清水エスパルスからリーグアン(フランス1部)ストラスブールへの期限付き移籍期間が先月末で満了となった。その鈴木にはオランダ移籍が噂されているが、ストラスブール残留の可能性も残っているようだ。
鈴木は今年1月に清水からストラスブールへ期限付き移籍。4月16日のアジャクシオ戦で1ゴールと鮮烈デビューを飾ったが、その後はリーグ戦でわずか2試合の出場。フランスメディア『Alsa Sports』は先月、同選手の去就について「彼の契約には45万ユーロ(約6700万円)の買い取りオプションが含まれている。この買い取りオプションが行使されるかどうかはまだ分からないが、他のレンタル移籍組と比べて優先順位が低いことは確かだ」と伝えていた。
そんな中、ストラスブールは先月にプレミアリーグ(イングランド1部)チェルシーの共同オーナーがクラブを完全買収したほか、今月はじめにはパトリック・ヴィエラ氏の監督就任を公式発表している。
『Alsa Sports』は5日、再びストラスブール所属選手の去就を特集。鈴木について買い取りオプションの存在に改めて触れるとともに「ストラスブールは今後、彼の将来を明確にする必要がある。まだ別れは告げていない」と説明。ストラスブール残留の可能性も含めて、依然として去就不透明とみられる。
一方でオランダ1部NECナイメヘンの専門サイト『forza nec』は先月25日、ナイメヘンからカタール1部ウム・サラルSCへ移籍したMFウサマ・タンナーヌの後釜候補として鈴木ら8選手を列挙。ナイメヘンは2022/23シーズンのリーグ戦を8勝15分11敗の12位で終了。今月はじめには横浜FCからFW小川航基を獲得している。