日本代表DF吉田麻也は先月にシャルケを退団。現在フリーの身である中、シャルケOBの内田篤人氏に対して自身の去就について語っている。
吉田は昨年7月にシャルケと1年契約を締結。今季開幕からほぼ全試合で先発出場するなど、チームがブンデスリーガ残留争いを強いられる中でも主力選手として活躍していた。しかしシャルケは序盤から下位に低迷すると、ブンデスリーガ(ドイツ1部)17位に終わり2部降格。先月8日に吉田の退団が正式決定している。
そんな吉田は、内田氏の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』に出演。先月中旬に古巣である名古屋グランパスの練習場に姿を見せていた吉田だが、古巣復帰の可能性については「練習場を貸してもらっただけ」といった主旨のコメントを残している。
その上で「僕この夏で35歳になりますし、35歳フリーだとファーストチョイスで選ばれることはないので」と、新天地決定に時間を要する可能性を示唆。移籍市場全般の動きや、移籍先の決定時期について以下に解説している。
「6月後半に(移籍先が)決まっている選手は、基本的にはシーズン前から欲しがられていた選手がすんなり決まったパターン。6月末ごろからセカンドオプションが始まって、3番手4番手というのは(セカンドオプションが)うまくいかなった場合や玉突きで決まる感じです」
「通常だと(2番手移行の移籍先決定は)6月末から7月頭なんですけど、今回カタールW杯があって、どのリーグもシーズン終了が遅かったので、(他の選手の移籍先決定を待つと)7月中旬くらいになってしまいますね。それが僕の中では厳しいといいうか怖いですね」
「今は絶賛就活中です」と白紙であることを強調した吉田。Jリーグ復帰の可能性も含めて、同選手の今後の注目が集まる。