大都市から容易にアクセスできる立地ながら、美しい海岸線と豊かな自然に恵まれた兵庫県・淡路島。
7月3日(月)、高級ライフスタイルブランド「Wellis(ウェリス)」の体験施設として、プライベートヴィラ「Wellis Villa Awaji」が同地にグランドオープンした。広さ約400坪の敷地に1日1組限定で、国内最大級の規模となる注目の施設だ。
築130年の建物を改修した「Wellis Villa Awaji」
「Wellis Villa Awaji」は約130年の歴史をもつ明治時代の日本家屋を、現代的なデザインでリノベーションしたプライベートヴィラだ。
淡路市の小さな漁港町に位置し、都会の喧騒から離れた閑静な環境ながら、阪神地区からも近い。リゾート地として適しているだけでなく、地元経済にも貢献できる宿泊施設として現代に甦ったという。
約400坪の敷地にリビング棟・宿泊棟・レストラン棟の3つの棟があり、庭にはプールエリアを設ける。
建物の再生には、もともと持ち合わせていた明治時代の建築の力強さは残しながら、ガラスや鉄という近代的な材料を採用。木造建築の躯体と現代技術の美しさとの対比が際立ち、文化的価値と快適性が両立している。
広さ40m²のプライベートプールは大人がゆっくり泳げるサイズで、ナイトプールも楽しめる。プールサイドにはジャグジーを備える。130年の歴史を感じながら、ラグジュアリーな非日常の空気を味わえる独特の空間となっている。
ヨーロッパのデザイナーズインテリアを取り入れたリビング
広さ50帖以上のリビングには重厚な梁が残り、大きな窓からは海風や自然光が気持ちよく入ってくる。
内装には木造建築に合うよう厳選したヨーロッパのデザイナーズインテリアが取り入れられている。古い日本家屋とヨーロッパのインテリアという異色の組み合わせが、鮮やかなコントラストを生み出す。
リビングの奥には、共用の露天風呂とパウダールームがあり、大人数での宿泊にも十分な設備を備える。
デザインの異なる5つのゲストルーム
全5室のゲストルームからなる宿泊棟には、アートディレクター・グラフィックデザイナーの藤田二郎氏が手がけた現代アートが飾られる。
同施設が有する“古と現代”の要素をモチーフに、土・植物・空気・水の4つのカテゴリーに分けて構成されたアートワークだという。デザインの異なる5つのゲストルームのうち、どこで就寝するかはその日の気分次第だ。
すべてのゲストルームに浴室・シャワールームを備えるほか、リビング棟の奥には露天風呂がある。同施設で唯一の和室タイプの部屋でも露天風呂を楽しめる。
アメニティーとして、ライフスタイルブランド「Wellis」のタオルを用意する。旅の疲れを癒す風呂上がりや、朝の洗顔後にWellisの“極上の肌心地”を楽しめるという。
本格的な鉄板焼きコーナーを備えるレストラン棟
海の音が聞こえてきそうなプライベートレストランには、本格的な鉄板焼きコーナーを完備。シェフを手配してもよいし、自ら料理をしてもよい。
レストランの壁やカウンターには左官職人による波模様が広がり、和風建築や情緒ある景色を引き立てる。
プールサイドのBBQグリルコーナー、リビング棟のキッチンと合わせて食のアレンジは自在だ。