あなたの職場には仕事ができると勘違いしている上司はいませんか?

今回は実際に職場にいる「仕事ができると勘違いしている上司」についてMONEYTIMES編集部がアンケート調査しました。

■プロジェクトリーダーを自ら買って出たTさん

ある重要なプロジェクトの立ち上げミーティングの際、Tさんは自らプロジェクトのリーダーになることを志願しました。

Tさんは自身の経験や知識・リーダーシップ能力に自信を持っていたようで、他のメンバーたちにもその自信を示そうとしている様子でした。

ところがプロジェクトが進行するにつれ、Tさんの能力や判断力に疑問が生じるようになりました。 重要なタスクの優先順位を誤る、適切なリソースの割り当てを怠る、期限を守れない…などさまざまな問題が生じてきたのです。

さらに、Tさんはリーダーにおける最重要な能力のひとつとも言える、意思決定においても問題がありました。Tさんは他のメンバーの意見や専門知識を無視して、自身の意見やアイデアを周りに押し付ける態度を取っていたのです。

■大混迷したプロジェクト、最後には

プロジェクトは進行していくものの、プロジェクトのメンバーからはTさんのリーダーシップに対する不満が高まる一方でした。