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元京都サンガ所属選手のMF奥川雅也は、2022/23シーズンまでアルミニア・ビーレフェルトに在籍。同クラブの3部降格もあり、ブンデスリーガ(ドイツ1部)アウクスブルクへのフリー移籍決定が秒読み段階となっているようだ。
同選手は2015年6月に京都からオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクへ移籍。欧州の複数クラブを渡り歩き、2021年1月からビーレフェルトでプレー。今季はドイツ2部リーグで25試合にスタメン出場し、5ゴール10アシスト。ただ今年4月上旬のトレーニング中に鎖骨を骨折。一足早くシーズンを終えると、ビーレフェルトはプレーオフで3部4位のヴェーエン・ヴィースバーデン相手に2試合合計1-6と敗れて3部降格となった。
奥川の移籍先候補にはケルンやMF上月壮一郎擁するドイツ2部シャルケが挙がっていたが、ドイツ紙『アウクスブルガー・アルゲマイネ』は先月23日に「アウクスブルクが奥川の獲得を決めた」と伝えていた。
すると同紙は今月4日、独占情報として「奥川が現地入り。今日にもメディカルチェックを完了させ、3年契約でサインを交わす」とリポート。ビーレフェルトとの契約は来年6月まで残っていたが、移籍金ゼロでのアウクスブルク加入となる見込みだ。
現ガンバ大阪所属FW宇佐美貴史の古巣であるアウクスブルクは、2010/11シーズンの昇格以降10年以上にわたりブンデスリーガの舞台で戦っている。また2022/23シーズンは15位で終了。2部自動降格圏内の17位シャルケから勝ち点3差とかろうじて残留している。