1. 大学は行きたいが大学院には行きたくない

つまり、人の目を気にするから大学には行っておきたいが、勉強はしたくないので大学院はいかなくていい、ですか。あまりに突出していて涙が出ます。
2. ボランティアやインターンは面倒だからイヤ

これもダントツ。高校生のくせにジジイか、お前らは。
3. お金のために仕方なく働く

世界で突出してます。お金はもらうものという意識が染みついています。
実はココが重要で、金のために働くとなると「自然にサボる」わけです。なぜかというと少しでも手を抜いた方が実質の労働時間が短くなるわけで時間あたりの労働単価が上がるからです。いい方わるいが同じ給料ならサボるだけサボった方がお得になりますよね。
4. 義務感で仕方なく働く
義務でやらされるんですからイヤイヤですわ・・・・
5. 仕事は楽しくなく、つまらなく、苦しく、義務でイヤイヤ働く

6. のんびり暮らしたい、転職したくない。出世したくない、起業したくない。我慢はしたくない

あの〜・・・・・・・・
このマインドで生産性なんて上がりますか?
日本の生産性が上がらないは染みついた爺マインドが原因日本人がずっとこうだったわけではないでしょう。戦後の高度成長期やバブル時にはこんなことはなかったはず。バブル崩壊後の空白の30年で不景気がずっと続き、同時に世界で例を見ない超少子高齢化となり、バブル時に栄華を誇った団塊の世代が一斉に首長になったり社長になったり、この世代だけが得をする事態になった。結果、彼らのマインドが日本を支配したのです。
・とにかくいまのままで変化なんてしたくない ・先のことを考えても仕方ない ・仕事はあまりしたくない。もうのんびりしたい。 ・金はもう要らない
というさっきも書いた彼らのマインドが日本全体の共通マインドとして全世代に浸透し、「働きたくない」「何も変えるな、いまのままがいい」「先のことは考えないようにする」というマインドに日本全体が汚染されてしまっているのだ。これでは国際競争力もへったくれもあったものではない。先進国はおろか、ぐいぐい伸びてる中国、ベトナムなどのかつての発展途上国に対抗できるマインドではない。
これじゃ恋愛も結婚もしない。ぶらぶら楽しく、なるべく働かずに、責任は持たずに、言われたことだけする国民性に成り下がっているのです。日本はまだ競争力があるとか言う人、マインドがココまで落ちた国で戦えると思いますか?

編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2023年6月30日の記事より転載させていただきました。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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