日本酒「千福」を醸造している三宅本店が運営する蒸留所「SETOUCHI DISTILLERY(セトウチ ディスティラリー)」が、600本限定のシングルカクスウイスキー「ニューボーン瀬戸内 AGED 1 YEAR」を10月に発売する。
9月11日(月)まで、公式オンラインショップにて購入権の抽選申し込みを受け付けている。ウイスキーコレクターの心をくすぐりそうな予感だ。
600本限定の「ニューボーン瀬戸内 AGED 1 YEAR」
「ニューボーン瀬戸内 AGED 1 YEAR」は、厳選したモルトと、ミネラルを豊富に含む「灰ヶ峰」の伏流水で仕込み、シェリー樽で1年以上かけて熟成させたシングルカスクウイスキー。
使用酵母や長時間の発酵、蒸留する機材の選別のほか、ウイスキーの味を引き立たせるためにシェリー樽の中でも「オロロソカスク」を選定するなど、製造には徹底的なこだわりが。
さらに、仕上げとしてノンチルフィルター(冷却無濾過)にかけ、味わいをいっそう深めている。
ラベルは、「SETOUCHI DISTILLERY」が手がけるシリーズの象徴である「瀬戸内」のロゴを中心に据えたデザイン。瀬戸内の穏やかでゆったりとした空気感と明け方の水平線をスマートに表現した。
老舗・三宅本店の酒造りへのこだわりが活きる
「SETOUCHI DISTILLERY」の運営元である三宅本店は、1856年に広島・呉で創業した酒造りの老舗。「伝統を守りつつも新たな挑戦を続ける」という強い意志のもと、酒の味を大切にしながら100年以上にわたって日本酒造りに取り組んでいる。
2020年には瀬戸内でジンの開発に着手。2021年からはウイスキーの開発をスタートした。現在は日本酒にとどまらず、蒸留酒という角度からも瀬戸内の酒の美味しさを世界に発信している。
ウイスキーにはひと樽ずつに個性がある。今回のシングルカスクでも、三宅本店、そしてSETOUCHI DISTILLERYならではのこだわりと樽の個性を楽しむことができそうだ。
(IKKI)