昨シーズンにカマタマーレ讃岐でプレーしていたケニア人FWイスマエル・ドゥンガは、昨年11月に讃岐とレンタル元のサガン鳥栖を退団。無所属状態が続いていたが、先月末に新天地が決まっている。
同選手は母国ケニアやギリシャ、アルバニア国内の複数クラブをへて、2021年1月に鳥栖へ加入。ただ来日1年目にJ1リーグで9試合の出場ノーゴールという結果に終わると、翌年に讃岐へレンタル移籍。ただ讃岐でもリーグ戦4試合の出場と本来のパフォーマンスを発揮できず、シーズン終了後にレンタル移籍期間満了で退団。鳥栖からも契約満了を告げられていた。
そんなドゥンガは鳥栖退団以降、およそ半年間にわたりフリーの身だった。しかし香港メディア『東網』の報道によると、香港1部の深水埗FCが先月30日にクラブ公式SNSアカウントを通じてドゥンガ獲得を公式発表したという。
なお深水埗は今季ここまでリーグ戦18試合を終えて2勝1分15敗。首位の傑志から勝ち点39差の9位に沈んでいる。また今夏の移籍ウィンドウでは、ドゥンガの他に日本人選手のMF小池晃廣も獲得。同志社大学出身の小池は、大学卒業後にリトアニアやタイ国内の複数クラブでプレーしていた。