株式会社クロスメディア・パブリッシングは、6月30日に書籍『ずるい検索 賢い人は、「調べ方」で差を付ける』を刊行しました。
あなたの仕事はあなたの集めた情報でできている
「仕事で必要な情報を調べるとき、検索エンジンにただキーワードを入れて検索する」。その調べ方で出てくる情報は「誰でも調べられる情報」であるため、より専門的な内容や限定された情報を得るためには限界があると著者は考えています。
本書では仕事を劇的に加速させる「自分の欲しい情報を効率的に収集できるツール」を紹介。競合が知らない、顧客も思い付かない情報の入手方法を学べます。
「ずるい検索」を知り、生活に役立てる
本書には「ずるい検索」の方法を60項目紹介。ビジネスの現場だけでなく、普段の生活にも役立つ「情報を効率的に手に入れる」ための戦略を掲載しています。本記事では「ずるい検索」の一部を紹介します。
①TikTokで世の中のトレンドを知る
TikTokは、注目した瞬間に廃れるようなスピードでトレンドが変化しています。リアルなトレンドをつかむことができればビジネスに有利です。また、自社をトレンドに乗せることができれば、一気に拡散することができます。
②自分の個人情報が漏洩していないか調べる
自分が登録した個人情報が誰かに知られているということは、意外と多く発生しています。情報漏えいがないかを調べる方法と、求められる対策について本書で紹介。
③Amazonで売れる商品を調べる
現在、ECの主流はAmazonであり、販売者としても同サービスでの販売が最も効率的だと指摘。競合も多いとも言える市場で売るにはどんな商品やマーケティングが必要なのかを提案します。
URLとQRコードも掲載で、分かりやすくて使いやすい
電子版はURLをクリック・紙書籍はQRコードの読み取りで、本書内で紹介された「使えるサイト・アプリ」はすぐに確認可能。そのため、読みながら実践できます。
江尻俊章(えじり・としあき)
日本で最も早くからウェブ解析コンサルティングを行い、大学との産学共同研究を元にウェブ解析ツール「アクセス刑事(デカ)」や「シビラ」を開発。ウェブサイト解析に留まらずビジネスの改善を目的としたデータ分析を得意とし、業績急拡大の事例を豊富に持つ。ウェブは品質管理のような改善サイクル(PDCAサイクル=環(かん))が必須と唱え、2000年に株式会社環を創業。2012年、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)代表理事就任。同協会は会員数1万4000人、受講者数4万人を超え、世界最大のウェブ解析認定資格となっている。2013年、株式会社環がソフトバンク・テクノロジー株式会社と業務資本提携。現在、WACAの理事、産業能率大学客員講師、Kirirom Institute of TechnologyのGuest Professor、情報価値研究所株式会社代表取締役社長、誠信商事株式会社代表取締役会長として活動している。モットーは「誰もがチャンスをつかめる社会を創る」。地方中小企業活性化を人生のテーマに据えている。福島県いわき市生まれ。著書に『繁盛するWebの秘訣「ウェブ解析入門」 Web担当者が知っておくべきKPIの活用と実践』(技術評論社)など多数。