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日本代表MF鎌田大地は、2022/23シーズン限りでブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを退団。セリエA(イタリア1部)ミラン移籍破談が噂される一方、ローマが同選手の獲得へ動く可能性が高まっている。
イタリアメディア『カルチョメルカート』の報道によると、ローマは中盤の強化を目指す中、サッスオーロ所属MFダビデ・フラッテシの獲得を諦めるとのこと。これにより、3500万ユーロ(約55億円)を他選手の獲得に費やすことができるという。
またフラッテシの代替候補には、パリ・サンジェルマン所属MFレナト・サンチェスや鎌田の名前があがっている模様。ジョゼ・モウリーニョ監督は昨年11月、名古屋グランパスとの対戦で来日した際に「フランクフルトが同意すれば、鎌田をレンタルで獲得したい」と語っており、『カルチョメルカート』の記事内で指揮官の発言が再び紹介されている。
一方、ミランはチェルシーからMFルーベン・ロフタス=チークを獲得。EU圏外選手枠が残り1枠となる中、ミランはビジャレアルに所属するナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼの獲得を優先する模様。イタリアメディア『メディアセット』は、鎌田とミランの交渉について「待機状態だ」と報じている。
ただ『カルチョメルカート』の報道によると、鎌田はあくまでもミラン移籍を最優先するとのこと。同メディアはサウジアラビア国内クラブからの関心を報じた上で、「サウジアラビアからのオファーに耳を傾けない。ミランのプロジェクトを強く信じており、ミラン新経営陣からの合図を待っているところだ」としている。