後方を確認する補助として役割を果たしてきたのがミラー。

後方確認用として最初にミラーが採用された時期や車種は定かではありませんが、その登場時から素材は鏡を採用していたとされています。

ルームミラーやドアミラーもすべて鏡で、後方を視認する一躍を担ってきました。

では、ドアミラーにある黒い線とは何でしょうか?

目次

  1. クルマの後方視界を担ってきた"鏡"
  2. ドアミラーの外側や下側にある黒い線は「曲率を変えた別の鏡との境界線」

クルマの後方視界を担ってきた"鏡"

ドアミラーについている「黒い線」にはどんな意味があるの?
(画像=『CarMe』より 引用)

最近では、日産が世界で初めて採用したスマートルームミラーも通常のミラーと液晶モニターを切り替えられるようにするなど、少しずつ技術革新が進んでいますが、それでも鏡が主役であり続けるのは、長年使われてきた信頼性の高さ、コスト面の優位性、一定の視認性の高さからでしょう。

ドアミラーの外側や下側にある黒い線は「曲率を変えた別の鏡との境界線」

ドアミラーについている「黒い線」にはどんな意味があるの?
(画像=『CarMe』より 引用)

ドアミラーをよく見ると、横か縦に線が入っている車種があります。

縦に入っている場合は、外側をより広く見えるように鏡の曲率を変えたもので、線が境界線となり、従来のミラーでは見えなかった斜め後方がより見やすくなるようになっています。

一方、下側寄りに線が入っている場合は、下側を見やすくすることで、駐車やクルマを幅寄せしやすいように配慮されています。

ドアミラーについている「黒い線」にはどんな意味があるの?
(画像=『CarMe』より 引用)

デジタルアウターミラーやブラインドスポットなどの技術革新が進んでも、進路変更する際は、チラッと目視することが安全運転の鉄則!

これを怠ったことで、事故に至らなくてもヒヤリとしたことがある人もいるのではないでしょうか?

ミラーはあくまで"補助"ということを忘れないようにしましょう。

提供元・CarMe

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