ゴールドの時計は気になっているが…はたして似合うのか…はたまたちょっと悪目立ちする?と難しいと思われている方も多いことでしょう。今回は年齢的にもファッションとしても活用できる40代、50代ならこの一本というモデルを金無垢のこなしの心得とともにご紹介します。

今から使い倒せる金無垢はカジュアル&スポーティ

富の象徴であるゴールド。それを身に着け装うことは、ある種成功者の証と言っても良いでしょう。高級時計にもその要素が多分にあって、そういった意味からも昨今ゴールドをふんだんに用いた本格時計が富裕な人達から注目を浴びています。

しかし、努力と成功のシンボルとでも言うべきアイテムを、余裕があるからといって若造がファッション的に取り入れるのは本筋ではありません。特にケースからブレスまで金を奢った金無垢時計は、それなりの年齢を重ねた人物が身に着けてこそ、説得力あるスタイルとなるのです。
J PRIME戸賀編集長も「金無垢時計は60歳になってからのほうが似合う」と語るように、着けるタイミングは十分考慮するのが節度ある“お洒落”と言えるのです。 とは言えソレは飽くまで一般論。時計自体のルックス次第では、40-50歳代からでもイケるエントリー的な金無垢がちらほらリリースされているのです。ポイントはカジュアルもしくはスポーティなデザインであること。それこそドレッシーなおカタいドレス系の金無垢は、貫録世代までじっと待つ必要があるものの、カジュアルス・ポーティなゴールドウォッチなら、 ジャケットはもちろんジーンズやスニーカースタイルにもざっくばらんに合わせられるのです。

つまり、所有する人のステイタスに関わらず、気軽に楽しめるところが実に素晴らしい。また、カジュアルにコーディネイトできる=装着回数も増えることであり、ソレゆえにわりと短期間でこなれ感あるアクセへとエイジングできるところも見逃せません。
ゴールドをピカピカなまま後生大事に取っておくのではなく、あえてガシガシ使い倒す。使い慣れたラフ&ラグジュアリーな腕元こそ、新時代を自由に生きるリッチなオジサンの心意気。歳を重ねることで得た「年輪」のようなものを、ゴールドならばしっかりと格上げしてくれます。これはゴールドウォッチの特権。気負わず楽しめる金無垢時計を手に入れ、素敵な60代を目指し今からゴールドライフをスタートさせましょう!

誰もが認めるスポーツモデルの雄が、ゴールドケースを纏うことでドレッシーさをも兼備

リッチなオジサンのためのゴールド時計講座
(画像=『J PRIME』より引用)

近年、資産としての側面がクローズアップされているロレックス。なかでも世界中の時計ファンから熱視線を受けるモデルがコスモグラフ デイトナです。特に1960~70年代に製造された手巻き式の、いわゆるポール・ニューマンモデルのなかには、20億円(!)にて落札された個体もあるとか。そんな傑作クロノグラフですが、現実的なコレクタブル・ウォッチとして、昨今急速に注目されているのが金無垢モデル。完成されたクロノグラフスタイルを貫く一本は、アクティブでありながら伝統美も同時に感じさせるもの。昨今はやりのスポーティスタイルを大人っぽく重厚にキメたい。そんなシーンにいかんなくポテンシャルを発揮する逸品です。※時計は関係者の私物となります。

リッチなオジサンのためのゴールド時計講座
(画像=『J PRIME』より引用)

「コスモグラフ デイトナ」

ケース径:40㎜
ケース素材:K18YG
パワーリザーブ:約52時間
防水性:100m
ムーブメント:Cal.4030

ROLEX(ロレックス)