1等が当たる確率
まず、1等の当せん確率は以下の通りである。
【1等の当せん確率(理論値)】
商品 | 1等の当せん確率 | |
---|---|---|
宝くじ | 年末ジャンボ宝くじ(※) | 2,000万分の1 (0.000005%) |
ロト7 | 1,029万5,472分の1 (約0.0000097%) |
|
スポーツくじ | MEGA BIG | 1,677万7,216分の1 (約0.0000060%) |
toto | 159万4,323分の1 (約0.000063%) |
最も高確率となった「toto」でも159万4,323分の1という確率なので、1等に当せんするのは非常に狭き門であることがわかる。
いずれかに当選する確率
1等に限らず、いずれかに当せんする確率は以下の通りだ。
【いずれかに当せんする確率(理論値)】
商品 | いずれかに当せんする確率 | |
---|---|---|
宝くじ | 年末ジャンボ宝くじ(※) | 約11.3% |
ロト7 | 約3.83% | |
スポーツくじ | MEGA BIG | 約1.43% |
toto | 約0.02% |
当せん額の小さい7等(300円)も用意されている「年末ジャンボ宝くじ」は、当たる可能性が比較的高くなる。
1等当せん額はどの“くじ”が一番高額?
上述した4商品で、当せん額が最も大きくなったのは「MEGA BIG」だ。1等の当せん金は、キャリーオーバー時には最高12億円にもなる。
【1等の当せん額(最高額)】
商品 | 通常 | キャリーオーバー時 | 確率 | |
---|---|---|---|---|
宝くじ | 年末ジャンボ宝くじ(※) | 7億円 | ─ | 2,000万分の1 (0.000005%) |
ロト7 | 6億円 | 10億円 | 1,029万5,472分の1 (約0.0000097%) |
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スポーツくじ | MEGA BIG | 7億円 | 12億円 | 1,677万7,216分の1 (約0.0000060%) |
toto | 1億円 | 5億円 | 159万4,323分の1 (約0.000063%) |
「宝くじvsスポーツくじ」当たりやすさではスポーツくじに軍配
2021年度実績から、金額ベースではスポーツくじのほうが当たりやすかったようだ。また最も高額な当せん金が期待できる商品については、キャリーオーバー時のスポーツくじ「MEGA BIG」に軍配が上がった。
とはいえ、今回紹介したくじの1等はいずれも1億円以上!高額当せんを夢みながらレジャーとして楽しみたい。
文・若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
証券会社で個人向け営業を経験し、その後FPとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動中。
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