雨の降り方との関係
梅雨や7月は台風がきやすい。台風後の海は、「台風リセット」という釣り用語もあったりするが、まあ釣りにくい。湾奥のショアはゴミが必然的に流れ着いてくるし、壊滅的だ。そういう海でキワを釣るメバリングは成立させにくい。ふだんは爆釣のポイントも潰れる。
実はこの記事を書いている今はすでに2週間近く前の台風が過ぎ去ったあとだが、今でも大阪湾奥の釣り場には漂着したゴミが浮き、まったく釣りにならない状態だ。台風の規模にもよるが、最大それくらいは釣りができないこともあるらしい。

釣っている最中に多少雨がぱらつくくらいなら、ご存知のようにライトゲームには「小雨パターン」という、迷信のようでリアルな活性アゲモードがある。しかし梅雨時期に独特の雨が1日2日としねしね降り続く状況では、水潮になる。筆者の感覚では、2日間ずっと降り続けているとダメだ。どれだけ潮が動く日でも、水潮は解除されない。
塩分濃度に影響される
雨季のメバルの挙動は間違いなく真水による塩分濃度に影響される。釣り場にメバルタックルしか持っていかぬ我々にはそんなデータは数値化して感じ取れるものでは決してないが、経験的に考えると、やはり「塩分濃度が低いとメバルは息がしにくいのだろう」という予測は立つ。
雨季のメバルは状況によってはまったく釣りにならない。マシなときにはレンジを入れて表中層からボトム周り。ざっくりと言えば、そのような釣りが攻略術といえるだろう。

梅雨以降に陸っぱりから釣れやすくなるサカナ4選 梅雨は魚が動き出す時期

半袖にも長袖にもなる「蒸れないレインウェア」が新登場 梅雨のマストアイテム

梅雨シーズンと釣りの関係 魚にとっての雨のメリット・デメリットとは?
<井上海生/TSURINEWSライター>
The post 梅雨に真水を嫌うメバルを攻略する方法 プラグは捨ててワームで狙うが正解? first appeared on TSURINEWS.