店舗には合計500人が働いているという。従業員の中には、一度解雇され、再雇用された者や、店舗のあるウォールストリート付近に勤めていて、転職した者もいた。

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フロアは6フロアから4フロアに縮小。地下1階は靴売り場で、1階がバッグや小物類、2階が婦人服、3階が紳士服売り場となる。以前は、1階バッグ売り場にマイケル・コースやマーク・ジェイコブズ、ケイト・スペードなどの商品が所狭しと並んだが、新店舗では、こうしたよく知られたブランドが減少し、スペースにもゆとりがあるように見受けられた。

地下一階の靴売り場©MashupReporter

点数は多くないものの、ルイ・ヴィトンやグッチ、イヴ・サンローランのバッグといった高級ブランド品のコーナーも設置されている。

センチュリー21最高執行責任者
ルイ・ヴィトンコーナー 価格は800ドル〜1,300ドル ©MashupReporter
壁に描かれた大きな絵画は、ニューヨークを拠点とするアーティスト、ティモシー・グッドマン(Timothy Goodman)による作品。アイコニックな建物やフードのイラストが印象的。©MashupRepoter

市当局によると、ニューヨーク市ではパンデミックによって、5,200以上の事業が閉鎖を余儀なくされた。この中には、老舗百貨店ロード・アンド・テイラーも含まれる。大型小売店センチュリー21の再開は、市にとって明るい話題となった。

Century 21 NYC :22 Cortlandt St, New York, NY 10007