フカセ釣りアングラーなら一度は経験するであろう「やらかしエピソード」は挙げていけばキリがありません。実釣中から掃除中まであらゆる所に魔物が潜んでいます。

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フカセ釣りでの【失敗エピソード4選】 梅雨シーズンは「カビ」に一層のご注意を

フカセ釣りに失敗はつきもの

フカセ釣りは扱う道具が多く、ヒシャクから仕掛けの小物類まで用意する物が盛り沢山です。シモリ玉やウキストッパーをうっかり落として足元を探し回るのは日常茶飯事で、ウキを海に落とせば慌ててタモで回収なんてことも。

フカセ釣りでの【失敗エピソード4選】 梅雨シーズンは「カビ」に一層のご注意をフカセ釣りの小物類(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

道具の多さとタックルの扱いは慣れるまで失敗がつきもので、難しい印象を与えやすいのがフカセ釣りの弱点です。しかし、失敗を経験しながら何度も釣行していると少しずつ感覚が身について、気付けば思うように仕掛けを操れるようになります。

失敗しがちな状況

失敗に陥りやすい状況にはどんなものがあるでしょうか。

フカセ釣りでの【失敗エピソード4選】 梅雨シーズンは「カビ」に一層のご注意をフカセ釣りの釣り座(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

準備中

準備中に起こしやすい失敗が仕掛け関係や小道具の失敗です。細かい部分で例えるとシモリ玉の通し忘れや装着するオモリ号数の間違いも準備中に発生します。

また、ヒシャクや道具類を落としてしまうのもよくある光景で、タモを用意していないと回収が困難になってしまうことも。このような失敗を防止するためには、はやる気持ちを落ち着かせて丁寧に準備するのが大切です。

実釣中

実際に釣りをしている間も失敗はつきもの。特に、タックルや仕掛けの扱いに慣れていない初心者はタックルの破損やライントラブルと隣り合わせになりやすいです。実釣中の失敗も仕掛けの扱いや感覚を身に付けるための修行だと考えて少しずつ失敗を少なくしていきましょう。

フカセ釣りでの【失敗エピソード4選】 梅雨シーズンは「カビ」に一層のご注意をフカセ釣りでヒット(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

片付け・掃除中

納竿後の片付け中から帰宅後まで意外なところで失敗することも。気を付けないと次回以降の釣行に支障が出るレベルの失敗が起こることも。片付け中と掃除中も意外な所に魔物が潜んでいるので要注意です。

フカセ釣りの失敗エピソード4選

実際に筆者がした失敗をご紹介しましょう。

オキアミの解凍忘れ

コマセに使用するオキアミブロックは前日の夜から解凍して翌日すぐに使えるようにしておくのが基本です。しかし、急に釣行が決まった際にうっかりオキアミブロックを解凍し忘れてしまい、カチコチの状態から急いで解凍しなければならずコマセ作りでもロスタイムが生まれます。

フカセ釣りでの【失敗エピソード4選】 梅雨シーズンは「カビ」に一層のご注意をオキアミブロック(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

もし、オキアミの解凍忘れが多い場合には就寝前にオキアミの解凍チェックをするようにメモを書いておくなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。

大事な道具の忘れ物

フカセ釣りでは水汲みバケツやヒシャクのように忘れてしまうと釣りが成立しない道具もあります。また、タモを忘れてしまうと取り込みが出来ない状態に陥ることも。

うっかりミスの多い筆者は慌てて道具を用意して出かけて、いざ釣り場に着いて確認したらヒシャクを入れ忘れていた……なんて経験が何度かあります。必須の道具だけは出発前に忘れていないか念入りにチェックしておきましょう。

巻き取り過ぎて穂先を破損

先ほども少しだけ触れましたが、初心者が起こしやすい失敗の1つにラインの巻き込みによる穂先の破損があります。魚を掛けてやり取りしているとウキの位置を忘れてしまい、糸を巻き取り過ぎると穂先を破損する原因になります。

筆者もフカセ釣りを始めたばかりの時に何度かやらかして穂先を追ってしまった経験があります。実際に竿を曲げてやり取りしないと身につかない感覚なので、何度も釣りに出かけて仕掛けの感覚を身に付けるのが最大の近道です。

掃除後の道具がカビだらけに

帰宅後にコマセや汚れの付いたバッカンを水洗いして綺麗にしたらしっかり乾燥させておくのが大切です。数時間外で干しておけば乾燥しますが、急な雨で乾燥が不十分のまま取り込んでそのまま忘れて放置してしまうと大変なことになります。

フカセ釣りでの【失敗エピソード4選】 梅雨シーズンは「カビ」に一層のご注意をバッカン乾燥中(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

特に、水分が残った状態でフタが閉まっていると一気にカビが出て次回以降の釣行に支障をきたすことも。道具を掃除する際は水分を残さないようにしっかりと乾燥させましょう。

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<杉本隼一/TSURINEWSライター>

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