バチ登場
今回は4尾魚を持ち帰って、すべてのお腹の中身を見てみた。ほとんどベイトフィッシュが出てくるが、ちょこちょこバチ(多毛類)も混じってくる。クルクルバチという小さなバチだ。中でも大きめのバチを選んで食っているようだが、とにかく今年の大阪湾奥はバチそのものの姿が少ないので、このパターンで捉えきろうと思うと、ちょっと苦労するだろう。
だが満月周りではバチを捕食するメバルがいるので、バチ抜けプラグの準備は必須だ。
用いたルアーとの関係をチェック
さて、今回の釣果(お腹の中身)と、用いたルアーの関係を画像でチェックしてみたい。
ベイトフィッシュパターン(提供:TSURINEWSライター井上海生)
こちらがベイトフィッシュパターンとルアーの関係。
バチ抜けパターン(提供:TSURINEWSライター井上海生)
こちらがバチとルアーの関係。次の画像もそうだ。
バチ抜けパターン2(提供:TSURINEWSライター井上海生)
自分ながら見事にサイズとシルエットを合わせている。実はこの日は台風後の水潮釣行でここまで厳しいかというくらい厳しい海だった。魚を捻り出せたのはルアーの力だろう。
ベイトフィッシュパターンと読んで続行
今年はLTシーバスが未釣果なので、そいつも視野に入れながら今後もメバルを釣っていこうと思う。捕食パターンは今回で断定できた。ベイトフィッシュだ。しかも大型ほどその傾向が顕著なので、2inchクラスで釣った方がいい。
アピールの大きめのルアーと、レンジが入ったときには沈むルアーも必要。プランクトンパターンと違って辛気臭い釣りにはならない。巻きでぐりぐりと誘えるので、残りのシーズンは楽しいメバリングになりそうだ。
『メバリング』ステップアップ解説:ベイトフィッシュパターンの攻略術
メバリングにおける【バイブレーションの活用方法】回遊性高いメバルに効果的?
バチ抜けシーズンのメバリング攻略 【時期・ルアー・ポイント・レンジを解説】
<井上海生/TSURINEWSライター>
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