気温が上がり暖かくなると、一気に人の往来が増え街が活気付くここトロント。そんな春の快晴のとある日に、ハイパークという公園に行ってきました。ハイパークはトロントで一番大きくて有名な自然公園で、今回の記事では、そこで出来ることや見られるものについてご紹介します。
観光客や留学生に大人気の観光スポットなので、トロントに来る予定があり、自然が好きな方はぜひ1度足を運んでみていただきたいです。
ハイパークについて
ハイパークはトロントで最も大きな自然公園で、TTC（公共交通機関）の地下鉄ハイパーク駅を降りるとすぐ目の前にあります。
レクレーション施設と自然が一体となった公園は、テニスコート、プール、遊具を始め、池、ハイキングコース、庭園、動物園などがあり、子どもから大人、シニアまで楽しめる施設で充実しています。また、公園の南のエリアには日本から贈られたソメイヨシノが植樹されたエリアがあり、毎年春になると桜の満開の時期には人でごった返します。
園内には車道とサイクリングロードがあり、車でも訪れることができます（土日は歩行者と自転車のみ通行可）。とても広く、端から端まで歩くのは大変ですが、公園内あちこちに駐車場もあるので目的地の近くに車を停めて訪れることができます。
桜の名所
桜はカナダで元来見られる木ではなく、過去に日本から贈呈されて植樹されたものがほとんどなので、トロントの街や公園ではほぼ見かけません。さらには桜の歴史が浅いので、日本のように大木で見事な桜吹雪が見られるわけでもありません。さらには、天候によっては寒すぎて開花せずに終わる年もあります。それでも桜の満開の時期はその期間の短さと美しさから、多くの人で賑わいます。
今回、桜の開花時期を狙って訪れたのですが、残念ながら開花しておらず、蕾の状態でした・・・
ニュースによると、この1週間後に桜は満開を迎えたようです。来年は満開の時期に来ようと思います。
