日々新商品が発売されるコンビニスイーツの中から、今回はファミリーマートの和、洋どちらの魅力も詰め込んだ人気のスイーツを実食したい。ホイップクリームたっぷりのぜんざいとカスタードとチョコレートがつまったたい焼きを実食する。
カスタード入りのロングセラー商品
和菓子でありながらもあんこの代わりにクリームやチョコレート入りの商品が続々と登場する「たい焼き」。コンビニスイーツでもさまざまな味のたい焼きが登場しては人気を博してきた。最初に実食したのはそんな「洋風たい焼き」の代表ともいえるカスタード味。もちもちした生地のたい焼きに北海道産クリームを使用したカスタードが入ったロングセラー商品だ。
要冷蔵商品のため、ひんやりとしており、暑い日にもぴったり。カスタードクリームは卵の味わいがしっかりと感じられ、クリーミーで濃厚。それを包むもちもちの生地は、まるで餅のような弾力とねっとりとした食感を楽しむことができる。外側の生地はしっとり。尻尾のほうにはカスタードが入っていないが、もちもちの生地が詰まっており、一つで大満足のボリュームだ。サクサク感はないため、もちもち食感を求める人におすすめしたい。
昔からの人気商品
カスタードの次は「チョコクリームたい焼き」。こちらも昔からの人気商品で、ファンが多いようだ。生地自体もチョコレート色でチョコレートのビターな味がほんのりとする。
中のチョコレートは甘めのミルクチョコレートで、ビター感は抑えめ。皮と一緒に食べると、甘さと苦さがちょうどいいバランスとなっている。カスタードと同じく外側がしっとり、内側がもちもちの生地で覆われており、生地だけでも食感や味わいを楽しめるのが魅力だ。トースターであたためても食べられるとのことだが、これからの暑い季節はひんやりもちもち食感を楽しみたいと思う。たい焼きの見た目だがクレープのような新しいスイーツを食べている気分になった。