世界文化遺産の島・宮島にある大聖院は、エルターナルがコンサルティングを手掛ける寺院だ。

同寺院では、6月26日(月)より、同社がプロデュースした3種類の限定御朱印「空海生誕1250周年記念御朱印」「HANA~夏の朝顔と花火」「MISEN~打ち上げ花火」のオンライン授与(郵送)を開始した。

既にスタートしている現地での授与に加え、宮島まで来れない人などに向けて、御朱印授与の機会を提供し、全国の御朱印ファンの要望に応える。

宮島で最も古い歴史を有する大聖院の限定御朱印

大聖院は、世界文化遺産の宮島にある寺院で最も古い歴史をもつ、真言宗御室派の大本山だ。同寺院は、弘法大師空海が唐より帰朝後、宮島に渡り弥山にて修行し、806年に開基した。

皇室との関係が深く、鳥羽天皇勅命の祈願道場として、また明治天皇行幸の際の宿泊先にもなった。さらに、豊臣秀吉が茶会を開いたこともあるとされる格式高い寺院だ。

では、そんな大聖院が授与する3種類の限定御朱印を紹介しよう。

切り絵御朱印「空海生誕1250周年記念御朱印」

今年は、宮島弥山を開いた弘法大師・空海の生誕1,250年を迎える年。空海は806年に弥山に登り修行を行った。その時の残り火は今日まで「消えずの火」として「不消霊火堂」で守り継がれている。この記念御朱印は、空海ゆかりの弥山と不消霊火堂を細やかな切り絵で表現し、ゴールドとシルバーの豪華な箔押しで奉製した。

切り絵御朱印「HANA~夏の朝顔と花火」

夏の風物詩である朝顔と花火をモチーフにし、涼しげなブルーの台紙に切り絵を施す。朝顔は切り絵ならではの繊細なデザインで、花の美しさを表現。また、花火にはゴールドの箔押しをふんだんに散りばめ、夜空に打ち上げられた鮮やかな花火を演出した。

透かし御朱印「MISEN~打ち上げ花火」

夏限定の透かし御朱印は、瀬戸内海と弥山の夜空に打ち上がる花火をイメージして奉製。透かし紙には、華やかに打ち上がる色とりどりの花火を箔押しで表現する。透かし紙を台紙に重ねれば、幻想的に現れる文字と、夜の弥山に打ち上げられた艶やかな花火を楽しむことができる。

オンライン授与日程は、6月26日(月)からだが、3種類の全てが、数量限定のため無くなり次第終了となる。外出や観光の機会が増えた昨今だが、宮島へ足を運ぶ機会はそう多くはないだろう。大聖院や空海に崇敬の念を抱きつつ御朱印を受け、その縁を結んでみたらいかがだろう。

大聖院の3種類の限定御朱印

(高野晃彰)