通勤時や外回りで大量の資料、PCなどを持ち運ぶ際、あまりの荷物の多さに「いっそのことUberEatsの配達バッグを使いたい……」と考えたことはありませんか?コミックマーケット(以下、コミケ)で手に入れた同人誌を傷つけることなく大量に運びたいというマニアの願いと、ビジネスパーソンの願いが同時に叶うコミケ対応ビジネスリュック「八咫烏(やたがらす)」の先行予約販売が「Makuake」で行われています。

コミケ対応ビジネスリュック「八咫烏」の工夫

大量の同人誌を入れても傷つけないために頑丈で型崩れしないこと、バッグが拡縮することで、日常利用からイベントなどでも活用できる大容量を確保できること、そしてやせ型の方から恰幅の良い方までさまざまな体型の肩幅にフィットさせるための工夫を凝らした高機能ビジネスリュックです。コミケや同人誌即売会のために検討・実装された機能ですが、満員電車やビジネス展示会での人混みでも、その機能を発揮してくれそうです。

コンパクトな日常使いとコミケ利用できる大容量をマチ拡張機能が実現

このバッグを開発した薄山館株式会社によると、B5サイズの同人誌を平置きして持ち運ぶためには、幅32cm、奥行き21cmで、コクヨ製B5ファイルボックスがピッタリと入るサイズが理想とのこと。しかし、その容量では日常使いには大きすぎて、特に電車の中では少々迷惑なサイズです。そこで、バッグのマチ部分が拡張して、状況に応じて容量・サイズが選べるよう設計されています。

購入した同人誌を傷つけないための拡張できる特注フレーム

同社によると、多くの人がひしめき合うコミケ会場では、買った同人誌をすぐに入れられるよう、ランドセルのような開口部と傷つけないための頑丈さは必須だとのことです。大切な戦利品を守るために肩がけしたり人混みで押されることで生じる型崩れを防ぐフレームを開発、搭載。さらに、このフレームはバッグと同様に拡張に対応します。

さまざまな体型にフィットする背負いベルト用の旋回接続部品

「八咫烏」の背負いベルトは、肩幅に合わせて回転する仕様です。同社はこの機能を実現するために背負いベルトの旋回接続部品「燕回 表・裏」を開発しました。肩幅にフィットすることで、リュックが肩からずり落ちることもなく、重い荷物を背負った時の身体の負担が軽減されます。さらに、ランドセルに似た形状の「八咫烏」は、側面の隙間から雨が入り込むため、縮小時、拡張時それぞれに雨除け対策を施しているそうです。

※MAKUAKEで販売する「八咫烏」には「燕回 裏」が搭載される予定