マザーハウスが、NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)と共同開発したショルダーバッグ「ブラインド サッカー ショルダー」の販売を開始した。視覚障がい者に限らず誰にとっても使いやすいデザインに仕上げた逸品だ。
誰にとっても優しいコンパクトなショルダーバッグ
視覚障がい者と健常者が混ざり合う社会を目指すJBFAと、途上国の可能性を伝えるマザーハウスは、2018年からコラボプロジェクトをスタート。
今回は「少ない荷物で外出する際や、サブバッグとして使える小さめなバッグがほしい」という選手の要望に応え、コンパクトなショルダーバッグを開発した。
しなやかで軽く、汚れがついても落としやすいポリウレタン素材、白杖の出し入れがしやすいスリットポケット、掴みやすいループ状の引手など、ブラインドサッカーシリーズの特徴を受け継いでいるのはもちろん、誰にとっても使いやすいデザインが魅力だ。
ストラップやハンドル、ベルトなどのポイントにレザーを使用することで、スポーティーさと上品さを兼ね備えた。カラーはネイビー、グレー、ブラックの3色展開。
外見ではわからない部分で特にこだわったのは、スリットポケット内部に付けたゴムベルトの強さ。出し入れしやすくて、アクティブに動いても抜け落ちない、絶妙なホールド感を目指した。
スリットポケットには、白杖以外にも折りたたみ傘や水筒などを収納できる。
定番のバックパックがリニューアル!
初代バックパックの発売から5年、ロングセラーとなっている「ブラインド サッカー バックパック」がリニューアルして登場。着替えやノートPCなどが入る収納力はそのままに、ボディ幅と前ポケットの厚みを変更し、よりスタイリッシュなフォルムになった。
また、期間限定で販売したブラックが定番カラーとして復刻。さらに、細かなパーツの見直しにより、価格も従来の35,200円から33,000円に変更となる。
カラーはネイビー、グレー、ブラックの3色展開。機能性を追求したアイテムなので、バッグに“使いやすさ”を求める人におすすめしたい。
(IKKI)
視覚障がい者の方が歩行の際に使用する折りたたみ式の杖
※価格は全て税込