- 謙虚で寛容
最後は謙虚で寛容な姿勢を持つことだ。
年齢を重ねると人は頑固になり、上下関係を意識して上から目線になりがちである。しかし、謙虚で寛容な心を意識すれば、変化への対応力をつけることができる。
謙虚さや寛容さは相手へのリスペクトと、世の中には上には上がいるという自身の未熟さを認める姿勢から生まれる。この姿勢が「自分はまだまだ知らないこと、できないことは多いのだから学びを得て成長の必要がある」という意識につながり、そして積極的に自分自身を変化させようという価値観になる。実際、一流ほど驕らず姿勢が謙虚でよく学び、そして必要に応じて自分自身を変化させる。
対人関係についていえば、相手ではなく自分自身も間違っている可能性を常に排除せず、間違いを理解したら素直にお詫びをして次に同じことがないように改善する、自分はこのことを常に意識するようにしている。逆にこれをやめてしまい「自分は常に正しい。周囲は間違っている」という考え方になると成長は止まり、周囲から人が離れ、そして変化できない頑固な人間になってしまうだろう。
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何歳からでも変われる人は、以上3つの特徴を持っていると考える。よく「歳をとったから変化できなくなった」と口癖のように言う人がいるが、よく観察してみるとそういう人は若い頃から変化できていないことがわかる。だが必要になれば人は何歳からでも変われる。それには本稿で取り上げた3つのポイントが重要だと思うのだ。
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ビジネス
2023/06/29
何歳からでも人生を変えられる人の3つの特徴
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