谷口彰悟 写真:Getty Images

 川崎フロンターレ元主将の日本代表DF谷口彰悟は、現在カタール1部アル・ラーヤンSCに所属。今夏残留の場合、2023/24シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝の実績を持つレオナルド・ジャルディム新監督のもとでプレーすることになる。

 谷口は昨年12月に川崎を退団し、アル・ラーヤンと2年半契約を締結。2022/23シーズンはリーグ戦15試合の出場で1アシストをマークしたほか、ACL西地区ラウンド16のアル・ドゥハイル戦では元柏レイソル所属選手FWマイケル・オルンガとマッチアップしていた。

 またアル・ラーヤンは2022/23シーズンの開幕から7戦連続未勝利と苦戦も、谷口のデビュー戦で今季初白星。5勝5分12敗と、2部自動降格圏内の12位アル・スィーリーヤから勝ち点4差の9位でシーズンを終えていた。

 クラブは今月26日にジャルディム氏の招へいを公式発表。同氏はフランス1部ASモナコ監督時代の2016/17シーズンにチームをリーグアン優勝、CLベスト4入りを果たしている。また2021年6月から昨年2月までサウジアラビア1部アル・ヒラルを率いると、2021年にACL優勝。2022/23シーズンにはシャバーブ・アル・アハリ・ドバイFCをUAE1部リーグ優勝に導いている。

 今月のキリンチャレンジカップ2023エルサルバドル戦とペルー戦でいずれもフル出場した谷口。2026年のFIFAワールドカップ出場を狙う中、複数のタイトルを獲得した名将のもとでレベルアップを図ることになりそうだ。