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ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを退団した日本代表MF鎌田大地は、MF本田圭佑の古巣であるセリエA(イタリア1部)ミラン移籍がほぼ確実とみられていた。しかしミランが他選手の獲得を優先していることにより、破談の可能性が報じられている。
鎌田の去就については、イタリア国内の複数メディアが「年俸300万ユーロ(約4億5000万円)による4年契約でサインを交わす」と報道。今月20日開催のキリンチャレンジカップ2023ペルー戦後にメディカルチェックを受ける見通しだった。
一方、イタリアメディア『カルチョメルカート』は23日に「鎌田のオプションは保留状態となっている。ミランは今後数日のうちに、4年契約を正式に結ぶかどうか決定する。多くは移籍市場の連動性にかかっている」とリポート。鎌田のミラン移籍が決定事項でないことを強調していた。
すると英メディア『スカイスポーツ』イタリア版は、「ミランは鎌田をブロックした。EU圏外選手枠で問題を抱えている」と指摘。これによると、ミランはチェルシー所属MFルーベン・ロフタス=チークの獲得をほぼ確実としたことにより、EU圏外選手が残り1枠になったという。
さらにミランはチェルシー所属のアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチにも関心を寄せている模様。鎌田の去就はロフタス=チークやプリシッチに左右されるものとみられる。
なお『カルチョメルカートの報道によると、ボルシア・ドルトムントとアトレティコ・マドリードが依然として鎌田の獲得を狙っている模様。ただ選手サイドはミランとの契約を優先する意向だという。