エサを持たせて寄せる
なるほどね。野釣りは寄せてナンボの世界ってことね。
吉田康雄
「はい。だからといって開きの早いバラケではヒゲトロには合いません。しっかりナジむことが前提なので、必然的にダンゴチックなタッチになります。そのうえで魚を寄せようとするならバラケサイズを大きくしたり、打ち返しのリズムを速めることでしか対応できないんです」
カクシンで持たせる(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
ちなみにバラケサイズは親指大よりもさらに大きい。ゆえに吉田のウキはトップが太いのね。ヒゲトロの釣りにしてはやけに太いなって思ったから。
吉田康雄
「ペレ宙とかそういう目的で使ってもらおうと試作中のプロトなんですが、大きな(重い)バラケを必要とするセット釣りにも使えると思ってます」
と言うことは、まだシークレットね(笑)。
吉田康雄
「はい。申し訳ありませんが……」
寄せてナンボ的なバラケを流れに合わせてテンポよく打ち返す吉田。必然的に魚の寄りが厚くなったが、今度は触るわりには落とさなくなった。そこで特効薬となったのが、吉田が言うタナのエレベーターだった。
次回も「流れ川で宙のヒゲセット」です。
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな 【流れ川で宙のヒゲセット#1】
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな 【流れ川で宙のヒゲセット#2】
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな 【流れ川で宙のヒゲセット#3】
<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
大堀川・柏ふるさと公園前
釣り台必携。
大堀川・柏ふるさと公園前
釣り台必携。
この記事は『週刊へらニュース』2023年6月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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