煩わしいケーブルを使わずに充電できる磁気技術「MagSafe」。同技術により、充電する際、強力な磁力で適切な位置に固定することが可能になった。

今回は、MagSafe対応の充電器やモバイルバッテリー5製品を紹介する。「ちゃんと充電できていなかった」というストレスから解放されたいiPhoneユーザーは要チェックだ。

なお、同技術はiPhone12シリーズから採用されている。対応機種は製品により異なるので、購入前に公式ホームページを確認してほしい。

「GeeWatt(ジー・ワット)」

「GeeWatt(ジー・ワット)」

目次
・Ankerのワイヤレス充電ステーション「737 MagGo Charger」
・シースルーで内部が見えるMOMAXのワイヤレスバッテリー
・3台同時充電可能かつ折りたためる充電器「GeeWatt」
・ケーブルを必要としない充電器「Prelude Xシリーズ」
・厚さ14mmで耐久性抜群の「PITAKA MagEZ Battery Pack」

Ankerのワイヤレス充電ステーション「737 MagGo Charger」

1台でスマートに充電したい人は、モバイル充電ブランド「Anker」より今年5月に発売された「Anker 737 MagGo Charger(3-in-1 Station)」(税込19,990円)を検討してみては。

同製品は、iPhone、Apple Watch、AirPodsなどを3台同時に充電することが可能なワイヤレス充電ステーションだ。

スタイリッシュで安定感のある三角形のデザインを採用。正面にiPhone充電器、向かって右にApple Watch用ワイヤレス充電器、三角形の底面にAirPodsなどのワイヤレスイヤホンに適したパッド型ワイヤレス充電器が設置されている。

一般的な350ml缶よりもコンパクトサイズの同製品。デスクやベッドサイドにもすっきり収まるアイテムだ。

Anker 737 MagGo Charger

シースルーで内部が見えるMOMAXのワイヤレスバッテリー

ロア・インターナショナル社が昨年秋に販売を開始した「MOMAX」の「Q.Mag Power マグネット式ワイヤレスバッテリー」(税込8,800円)は、機能だけでなく“内部が見える”デザインも魅力。

最大の特徴は、強化ガラス製パネルで内部構造がシースルーになっていること。基板やマグネット、充電コイルなどの各パーツが整然と配置された美しい内部設計を楽しめる。

iPhone自体はもちろん、MagSafeケースやマグネットリングなども吸着。Qi(1)対応デバイスならば、iPhoneだけでなくAndroidなど、MagSafe機能を持たないデバイスでも充電可能(2)だ。

ワイヤレス充電なら使用するデバイスに合わせて最大15Wで、有線なら最大20Wで充電できる。側面にはUSB-Cポートがあり、バッテリー本体への給電とスマートフォンへのワイヤレス充電を同時に行う「パススルー充電」にも対応する。

また背面には、充電しながらの動画視聴や、ビデオ通話するときに便利な、レザー調の折りたたみ2段スタンドを搭載している。

個性的なシースルーデザインが目を引くが、165gの軽量設計で持ち歩きにも便利な“使える”バッテリーだ。

MOMAX 2段階スタンド Q.Mag Power マグネット式ワイヤレスバッテリー

1 非接触充電機能
2 MagSafeに対応しないiPhoneやその他デバイスで使用する場合、マグネットでの固定はできない。