「Tカード プラス(SMBCモビット next)」の最大の特徴は、「クレジットカード」「カードローン」「Vカード」の3つの機能を兼ね備えていることだ。

ここでは、Tカード プラス(SMBCモビット next)の魅力について詳細に解説する。

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Tカード プラス(SMBCモビット next)はこんなに便利!

Tカード プラス(SMBCモビット next)は、三井住友カードが提供して運用している多機能型のクレジットカードだ。

「クレジットカード」「カードローン」だけでなく「Vカード」の機能も備えているので、財布の中がスッキリと整理できて使い勝手も良い。

スマートなデザインも魅力のひとつだ。一見しただけではカードローン用だとわからないので、レジで提示する際も人目を気にしなくて済むだろう。

【Tカード プラス(SMBCモビット next)のクレジット機能の基本情報】
カード名 Tカード プラス(SMBCモビット next)

年会費 無料
国際ブランド Mastercard
申込資格 満20歳~74歳の定期収入のある人
※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
ポイント種類 Vポイント
基本還元率 0.5%
ポイント使い道 Vポイント加盟店(リアル店舗、ネット)での買い物、
Vマネーにチャージ、 PayPayやWAONなどに交換、
商品交換、投資、カードローンの返済、その他
利用上限額 10~80万円
保険 ショッピング補償:年間100万円まで(海外利用および国内利用。
国内はリボ払いor分割払い3回以上の場合のみ)
追加 ETCカード
審査・発行期間 モビットカード会員は最短5営業日
公式サイト 公式サイト

Tカード プラス(SMBCモビット next)の5つのメリット

Tカード プラス(SMBCモビット next)には、たくさんのメリットがある。ここでは、そのうちの5つの魅力を紹介しよう。

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メリット1:Vポイントの二重取りが可能

Vポイントと提携している店舗でクレジットカード払いにすると、ポイントの二重取りが可能になる。

【具体例:ファミリーマートで1,000円の買い物をした場合】
ポイント付与対象 ポイント付与条件 獲得ポイント数
カードを提示 200円(税込)につき1ポイント 5ポイント
クレジットカード払い 200円(税込)につき1ポイント 5ポイント

上表のように、クレジットカード払いにするとダブルでポイントを獲得できるためポイントが貯まりやすい。

吉野家、ガスト、オートバックス、ENEOSなど、Vポイント加盟店は全国に約17万店舗ある。これらの店をよく利用する人は、Tカード プラス(SMBCモビット next)でクレジットカード払いにするとポイントが貯まるのでおすすめだ。

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メリット2:Vマネーにも対応

「Vマネー」は、Vポイント加盟店で利用できる電子マネーだ。Tカード プラス(SMBCモビット next)なら、Vマネーにオートチャージができる。あらかじめ設定した金額を下回ったら、自動でチャージしてくれるのだ。

ただし、Vマネーよりクレジットカード払いのほうが、ポイント還元率が高いため、カードの利用限度枠を超えてしまったときに活用しよう。

メリット3:スマホ決済が可能

Tカード プラス(SMBCモビット next)は、スマホ決済にも対応している。カードを持ち歩かなくても、スマホさえあれば精算できるので非常に便利である。

スマホ決済が可能な電子マネーは以下のとおりだ。

  • 三井住友カードiD
  • Apple Pay
  • Google Pay

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メリット4:付帯サービスが充実

付帯サービスが充実しているのも、このカードのメリットのひとつだ。

消費者金融系カードでは珍しく、ETCカードの申し込みが可能だ。そのうえ、国内外のショッピング補償までついている。

ただし、国内利用の場合は「リボ払い」もしくは「3回以上の分割払い」の場合のみに制限されるので注意しよう。

メリット5:最大800万円のカードローンが利用可能

一般的なクレジットカードの借入限度額は数十万円程度だが、Tカード プラス(SMBCモビット next)の限度額は800万円と高額だ。

総量規制があるので多くても年収の3分の1までしか借りられないが、いざというときのために、このカードを準備しておけば安心できるだろう。

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Tカード プラス(SMBCモビット next)の3つのデメリット

Tカード プラス(SMBCモビット next)にも、デメリットはある。ここでは3つ紹介する。

デメリット1:初期設定がリボ払いになっている

デメリットの1つ目は、支払方法の初期設定がリボ払いになっている点である。

リボ払いは、金額や利用件数に関係なく、月々の引き落とし金額を一定にする支払方法だ。残高がなくなるまで返済が続くので、手数料が高額になるケースが多い。

支払時に「一括で」と指定しても自動的にリボ払いになってしまうため、あらかじめ会員ページから設定を変更しておく必要がある。

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デメリット2:ポイント還元率が0.5%と平均的

Tカード プラス(SMBCモビット next)のポイント還元率は0.5%なので、決して高い還元率とはいえない。

ただし、Vポイント加盟店ならポイントの二重取りができるため、実質的な還元率は1%になる。

なるべく加盟店を利用するようにして、還元率アップを目指そう。

デメリット3:カードローン返済日とクレジット引落日が異なる

カードローンとクレジットカードを同時に利用した場合、ローンの返済先とクレジットの返済先が異なるので、最初は戸惑ってしまうかもしれない。

引き落とし日も異なるため、口座残高の確認を面倒に感じる人もいるだろう。

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Tカード プラス(SMBCモビット next)はどんな人におすすめ?

Tカード プラス(SMBCモビット next)は以下のような人におすすめだ。

  • Vポイント提携店をよく利用する人
  • SMBCモビットを利用している人
  • キャッシング枠が足りずに困っている人
  • 多機能カードで財布の中をスッキリさせたい人

このような人は、ぜひTカード プラス(SMBCモビット next)を利用してみてほしい。

カードローン利用者にメリットの多いカード

Tカード プラス(SMBCモビット next)は、カードローンの利用者にとくにおすすめしたいカードだ。

ポイントがたまりやすい仕組みがあったり、付帯サービスが充実していたりと、通常のローン専用カードでは考えられないサービスが付帯しているからだ。

一般的なクレジットカードのキャッシング枠では物足りない人や、SMBCモビットの利用者もぜひ利用を検討してほしい。

文・たなべようこ
証券会社に10年勤務。主に個人向けの資産運用アドバイスを行う。現在は金融関連資格と自身の投資経験を活かして、金融ライターとして活動中。