バイエルン・ミュンヘンが、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルバン・フィリップス(27)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『サン』が伝えた。
ブンデスリーガ11連覇を達成したバイエルンは、ドイツ代表MFヨシュア・キミッヒをセントラルMFで起用するべく、守備的MF獲得を画策。ウェストハム・ユナイテッドのイングランド代表MFデクラン・ライスをメインターゲットに設定していたが、獲得を断念したとみられている。
そうしたなか、バイエルンはライスの代替案としてフィリップスを新たに獲得リストに入れており、選手の代理人とは良好な関係を築いているという。ただ、シティと2028年夏まで契約を残しているイングランド代表MFにはウェストハムも視線を注いでおり、オファーも用意しているようだ。
リーズ下部組織出身のフィリップスは出足の鋭いボール奪取能力と広い視野と高水準のキック精度を活かした展開力が魅力の守備的MFで昨夏にマンチェスター・シティへ移籍。だが、負傷の影響などでプレミアリーグ12試合の出場に終わるなど、苦しいシーズンとなっていた。