松尾佑介 写真:Getty Images

 浦和レッズでプレーしていたMF松尾佑介は、今年1月に浦和からベルギー1部KVCウェステルローへ期限付き移籍。移籍期間は今月末までであるが、2023/24シーズン開幕前の練習に参加予定だと現地で報じられている。

 松尾は2022シーズンのJ1リーグで25試合に出場して4ゴールをマーク。今年1月末にウェステルローへ加入すると、3月18日のKVオーステンデ戦からレギュラーシーズン最終戦まで5試合つづけて先発出場。リーグ5~8位の4クラブによるプレーオフでも6試合中5試合でスタメン出場するなど、レギュラーをつかんでシーズンを終えていた。

 ウェステルローは今月26日からプレシーズントレーニングを開始。ベルギーメディア『GVA』の報道によると、24名が初日から参加するものとみられ、参加者リストには松尾の名前も含まれている。

 また同メディアは今年1月、松尾とウェステルローの契約内容について「彼は2022/23シーズン終了後までのレンタル移籍により、ウェステルローに加入する。買い取りオプション行使の場合には、新たに2年契約を結ぶことになる」と伝えていた。

 なおウェステルローはベルギー1部リーグのレギュラーシーズンを7位で終了。プレーオフでは1勝1分4敗と振るわず、来季欧州カップ出場権を獲得できなかった。松尾は海外挑戦1年目にしてチーム内での立場を高めていただけに、ウェステルローへ完全移籍の可能性も考えられる。