陛下も含めて個人的には英国に思い入れはあるのだろうが、エリザベス女王がご存命なら、お元気なうちに無理をしてでもというのはありだったかと思うが、ただ来年行くとなると、国賓としての大がかりな訪問になるし、かなり密な日程にするのでなければ不自然である。それが皇后陛下にとってご負担が大きいだけでなくいろんな意味で冒険かと思う。
もし欧州に行かれるなら、もう少しご負担の少ない国をメインにして英国は静養を兼ねたお立ち寄りくらいでいいのでないかと思う。
それより、チャールズ、カミラ両陛下に、彼らが大満足するような形で訪日してもらうことのほうが、互いにとってずっといいはずだ。
なお、日本の皇室と英国王室の交流については、『英国王室と日本人:華麗なるロイヤルファミリーの物語』(小学館 八幡和郎・篠塚隆)に詳しく論じている。
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