ビジネスや就職活動、式典などで必要になるスーツ。近年はスーツを着用しない会社も増えているが、急に必要になる場面もあるため、多くの人が1着は用意しておきたいものだ。そのようなスーツについて、株式会社TOCREATEITが運営するファッション情報メディア「CUSTOM FASHION MAGAZINE」は、アンケート調査を実施。スーツの所持数や、購入店舗についての調査結果を発表した。

日常的にスーツを着る女性は10%未満、男性でも27%ほど

スーツの着用「年1回未満」が最多に、スーツ離れでも圧倒的人気の店舗とは?
(画像=男女ともに5割強が「2~3着」所持しているようだ(「CUSTOM FASHION MAGAZINE」調べ),『オトナライフ』より 引用)

まず、持っているスーツの数を尋ねると、男女ともに5割強が「2~3着」所持していると回答。ビジネススーツに加えて、冠婚葬祭用のフォーマルスーツを用意している人が多いのだろう。若年層では、リクルートスーツをまだ持っているという人も少なくないかもしれない。ただし、2番目に多かった回答は、女性は「1着」で37.0%、男性は「4~5着」で23.3%と、やはり基本的には男性の方がスーツの需要が高いようだ。

スーツの着用「年1回未満」が最多に、スーツ離れでも圧倒的人気の店舗とは?
(画像=女性は「1万円以上~2万円未満」が最も多く、男性は「2万円以上~3万円未満」が最も多かった(「CUSTOM FASHION MAGAZINE」調べ),『オトナライフ』より 引用)

続いて、男女のスーツ購入時の予算感を聞くと、女性は「1万円以上~2万円未満」が最も多く、男性は「2万円以上~3万円未満」が最も多い。スーツを着用する機会が多い男性の方が、スーツの質に重きを置くのは当たり前だといえよう。

スーツの着用「年1回未満」が最多に、スーツ離れでも圧倒的人気の店舗とは?
(画像=多くの男女が「消耗して着られなくなったら購入」と回答した(「CUSTOM FASHION MAGAZINE」調べ),『オトナライフ』より 引用)

新しいスーツの購入頻度については、多くの男女が「消耗して着られなくなったら購入」と回答した。また、2割程度の男女は「2~3年に1着」の頻度で購入するようだ。スーツが安価ではないことや、そもそも仕事で着用する機会の少ない社会人が増えていることから、高頻度で新しいスーツを買う人は少ないのだろう。

スーツの着用「年1回未満」が最多に、スーツ離れでも圧倒的人気の店舗とは?
(画像=スーツが汚れたときにクリーニングに出すことも考慮して、2着は普段使いのスーツを持っておきたいところ(「CUSTOM FASHION MAGAZINE」調べ),『オトナライフ』より 引用)

実際にスーツを着る頻度の調査結果を見ると、女性の6割が「年に1回未満」、2割が「半年に1回」と年に複数回スーツを着る人は2割未満である。男性についても週に4~5回以上着用する人はわずか4分の1ほど。公務員や営業職はスーツ着用が必須となるケースがほとんどだが、それ以外の会社ではカジュアルな格好が許されている傾向にあるようだ。

男女問わず圧倒的支持を誇る「洋服の青山」

スーツの着用「年1回未満」が最多に、スーツ離れでも圧倒的人気の店舗とは?
(画像=男性はスーツ専門店を、女性はリーズナブルさや企業のブランドを重視しているように見える(「CUSTOM FASHION MAGAZINE」調べ),『オトナライフ』より 引用)

最後に、どの店舗でスーツを購入するかを調査。すると、男女ともに「洋服の青山」が一番人気であることがわかった。紳士服・スーツ販売数業界No.1を謳っており、フォーマルからカジュアルまで、幅広いスーツをお手頃に買い求めることができるのが特長。大学の入学式用のスーツやリクルートスーツの購入など、若いときにお世話になった人が多いことが、好印象の理由かもしれない。

男女ともに洋服の青山が圧倒的な人気を誇っているが、2位以下は男女差が見られた。女性についてはトップ以外がかなりバラけており、第2位は8.7%で「THE SUIT COMPANY」だが、3位以下はほとんど横ばいという結果に。「イオン」や「ユニクロ」など専門店以外の店舗で購入するという人も多く、「その他」の回答が多いことからもスーツ選びの選択肢の多さが伺える。

一方、男性は2位以下の割合も高く、「AOKI」が18.7%、「はるやま」が7.8%、「THE SUIT COMPANY」が6.8%と、女性よりもスーツを購入する店舗の傾向が偏っているようだ。上位は有名なスーツ専門店が占めており、意外と男性のほうがスーツに対するこだわりは大きくないのかもしれない。

働き方の多様化によって、ビジネスの現場でも着用する機会が減っているスーツだが、冠婚葬祭や転職活動など、スーツ着用が必要になるタイミングは少なくない。日常的にスーツを使用しない人でも、定期的にクリーニングなどでメンテナンスし、消耗具合によっては買い替えたほうがよいだろう。

出典元:【CUSTOM FASHION MAGAZINE】

※サムネイル画像は(Image:「株式会社TOCREATEIT」プレスリリースより引用)

文・ オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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