今回は、船の餌釣りで人生最初のアカムツを釣り上げるための頑張らない奇策を紹介したい。
●富山県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
人気のアカムツ釣り
人気の船アカムツ釣りは、ターゲットが美味な超高級魚である上に釣り味の楽しさもありメディアで紹介される頻度も急増中だ。最近は餌釣りだけではなく、ジギングでも狙えるようになりますます人気は高まっている。
今やアカムツは、真鯛やヒラメなどと同様に釣り人なら一度は手中にしたい憧れのターゲットのひとつといってもいいだろう。
釣果ゼロも当たり前
しかしながら希少な魚だけあって出逢えるチャンスは決して多くはない。一般的には狙う海域は水深200m以上の深場がおもな釣り場になり、基本的にアタリも少ない。また、アカムツは口が柔らかく、水圧の変化に強い性質のため、非常にバレやすい。
なので、数時間の釣行で1尾でも釣果があれば幸運というもので、ボウズ(釣果なし)を喰らうことも多い釣りだ。そのため、何度か釣行を重ねても経験値を蓄積して自分なりの釣法を確立することが難しい。数回チャレンジしたもののなかなかアカムツを手中にできないアングラーがいるのも当たり前なのだ。
貧果が続くと釣り人は悩みだす。自分の釣り方に問題はないのかと。釣竿やリールは適切なのか?仕掛けは間違ってないのか?餌の選択は?誘い方、釣り座、釣行日の潮などなど一旦悩みだすとたちまち脱出不可能な迷宮に迷い込む。実際アカムツ釣りでは仕掛けや餌のわずかな違いが釣果を大きく分けることも多い。
釣れないと迷う
何度かチャレンジしたもののなかなかアカムツを手中にできないアングラーもいるのもことだろう。貧果が続くと釣り人は悩む。自分の釣り方に問題はないのかと。
釣竿やリールは適切なのか?仕掛けは間違ってないのか?餌の選択は?誘い方、釣り座、釣行日の潮などなど一旦悩みだすとたちまち脱出不可能な迷宮に迷い込む。実際アカムツ釣りでは仕掛けや餌のわずかな違いが釣果を大きく分けることも多い。
奇策は「プロに任す」?
そんな憧れのメモリアルフィッシュ人生初アカムツを手中にしたいアングラーのために最短ルートでアカムツに辿り着ける奇策を考えてみた。それはズバリ、独りで頑張らずになにもかもプロに任せること。ここでいうプロとは遊漁船の船長のことだ。
釣竿とリール
釣竿とリールは遊漁船の貸竿を利用してみてはどうでしょう。遊漁船側も乗客に釣ってももらうのが仕事なので、ちゃんと釣れる実績のある竿とリールを用意してあるはずです。自前の道具の良し悪しで悩んでいるなら、いっそ一度家に置いたまま釣行に出掛けてみましょう。
仕掛け
仕掛けもできるだけ遊漁船で用意してもらって購入しましょう。おそらく最も実績のある仕掛けを用意してくれることでしょう。もし遊漁船が販売していないようなら現地の釣具店数店でおすすめの仕掛けを購入しましょう。まず最優先は遊漁船おすすめの仕掛けをゲットすることです。
餌
餌もできるだけ遊漁船サイドで用意してもらいましょう。信頼と実績のある餌を用意してくれるはずです。遊漁船側で用意してもらえない場合は次善の策として現地の釣具店のおすすめの餌を入手しましょう。
釣り方
プライドを捨ててゼロベースで遊漁船の船長や中乗りさんに指導を仰ぎましょう。多くの船長さんは親切丁寧に教えてくれることと思います。そうすれば自ずと道は開けるでしょう。
フィールド
筆者のオススメは圧倒的に富山湾です。理由は明快です。アカムツの魚影が濃く、水深100m~150mと浅くオモリは100号前後と比較的軽量で体力的にも負担が小さいからです。
富山湾の船アカムツ釣りでは全員安打に情熱を燃やす遊漁船や夢のつ抜けが多い船もあります。全員安打の輪に加われれば、人生初アカムツはもう手中にしたようなものです。