古今東西さまざまな予言者が現れてきたが、近年よく取り上げられるのがブルガリアの盲目の予言者ことババ・ヴァンガだ。
ババ・ヴァンガは幼いころに竜巻に巻き込まれて失明したが、その後予知能力が身についたという人物だ。彼女の予言が国外に知れ渡ったのは2014年にブルガリアで政権交代が起こったあと。それ以前は、彼女の残した予言があまりに衝撃的なものだったため、国家機密扱いになっていたといわれている。本人は20年以上前に亡くなっているが、9.11テロを含む多くの歴史的事件を的中させてきたため、今も多くの人が予言の内容を研究している。
(ババ・ヴァンガのまとめ&詳細記事)

そんな中、ババ・ヴァンガの2023年のある予言が的中するかもしれない、として注目が集まっている。
それによると、2023年は「他のどの年よりも生物兵器が使用される年」だという。折しもウクライナへの軍事侵攻の真っただ中、さらに戦況が激化してロシア側が神経ガス「ノボチョック」を使用するのではないかと西側諸国はかねてより懸念を示していた。
また、解釈によっては生物破壊兵器ではなく、ロシア側が制圧したチョルノービリ原子力発電所や、ザポリージャ原発を意図的に破壊することによってユーラシア大陸、特にアジア方面に有毒な大気汚染を引き起こし、病気の蔓延につながる可能性があるという。いずれにせよ、その場合の被害はロシア・ウクライナ両国にとどまらず、他の国も巻き込まれる可能性が高いとのこと。

画像は「Getty Images」より
事実、ウクライナでの軍事侵攻はロシアのベルゴロド地方での戦闘が、さらに激化する懸念が高まっている。一方、ロシアはケルソン地方のカホフカダムを破壊したと非難が集中していることから、より破壊的なアプローチへ移行していくと見る動きもある。さらに中国と台湾の間の緊張も続いており、欧米の軍艦が牽制するように東シナ海近辺に駐留している。
核保有国の多くが地政学的に不安定な状況に置かれており、国際関係の世界が激動している中、ババ・ヴァンガの予言が本当に的中する日が来てしまうのだろうか。願わくはこれ以上戦火が拡大しないよう、的中しないことを祈りたいものだ。
参考:「Daily Star」ほか
文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
提供元・TOCANA
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