創業150周年を迎え、現存する日本最古のリゾートホテルとして知られる「日光金谷ホテル」。歴史を重ねてきたその独特の雰囲気は、国内外のゲストを惹きつける。
このたび別館の改修工事を終え、7月15日(土)に「別館ROYAL HOUSE」としてリニューアルオープンする。ホテル公式サイトや各予約サイト、旅行代理店から宿泊予約を受け付け、特別割引プランも設定する。
日本の歴史を見つめてきた「日光金谷ホテル」
金谷ホテルの歴史は明治6年、栃木県日光市四軒町(現:日光市本町)の金谷善一郎氏宅に外国人を宿泊させた「金谷カテッジイン」から始まった。
明治26年に現在地に移った後、明治34年に新館、昭和10年に別館、昭和36年に第二新館と建物を増設。
いずれも歴史的な建物で、これまでも当時の趣を残しながら増改築を繰り返し現代に至っている。
外観は西洋風ながら、館内には日本風の調度品や建築様式が随所に取り込まれ、訪れた人を不思議と懐かしく優しい気分にさせる。
今回の改修工事では、経年劣化による損耗を回復するため銅板屋根葺き替えを行い、また一部客室の面積拡張を行った。さらにエレベータを新設し、よりユニバーサルな施設となった。
リニューアル後は「別館ROYAL HOUSE」として、当時の趣を残しながら同ホテルにしかない雰囲気と、現代の価値観に適合したラグジュアリーな空間でゲストを迎える。
「別館ROYAL HOUSE」として生まれ変わる
22室ある「別館ROYAL HOUSE」のうち、2階と3階それぞれに1室ずつあるのが定員2名のスイートルーム。1泊2食付き・1室2名利用で1人あたり¥73,500~。
1階に1室ある「コーナーツインルーム」は1泊2食付き・1室2名利用で1人あたり¥50,500~。
2~3名で使える「デラックスルーム」は1階・2階・3階にわかれて合計19室あり、1泊2食付き・1室2名利用で1人あたり¥44,500~だ。
ホテル公式サイトでは、「別館ROYAL HOUSE」のオープンを記念してデラックスタイプの客室を対象とした特別割引プランを販売する。
多くの貴賓や要人が宿泊し、日本の歴史を見つめてきた日光金谷ホテル。そのノスタルジックな建物や調度品は、唯一無二の存在感を放っている。伝統を受け継ぎながらも、より快適に、より新しくなった別館を訪ねてみたい。
日光金谷ホテル
所在地:栃木県日光市上鉢石町1300
特別プラン対象期間:7月15日(土)~10月20日(金)
特別プラン除外日:8月10日(木)~8月15日(火)宿泊
(SAYA)
※価格はすべてサービス料・税込
※写真はイメージ