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WEリーグの髙田春奈チェアは21日深夜に自身のツイッターアカウントを更新。なでしこジャパンも出場するFIFA女子ワールドカップ(女子W杯)のテレビ中継実現にむけたクラウドファンディングについて、自身の考えを示している。
女子W杯は開幕まで残り1か月となる中でも、高額な放映権料を背景に日本国内ではテレビ中継が決まっていない。そのため、髙田氏は今月21日に放映権獲得にむけてのクラウドファンディング実施を発表。ただネット上では、クラウドファンディングの是非を問う声が数多く上がっている。
そんな中、髙田氏は「女子サッカーW杯放映に関するクラファン、色んなご意見があるけれど、何かやっても何もやらなくても、反対は必ず起こるし、その件について一番考えてるのは当事者なので、ご意見は参考にしながらもあまりブレたくないと思っています」と投稿し、クラウドファンディング実施を改めて明言。
その上で「今回の件については女子の価値を高めたいFIFAの言い分も、コンテンツとしての価値を測るメディアの判断も、両方理解できるからこそ、それらを少しでも近づけられたらという思いでの行動です。遅いというのもわかる、失敗するかもしれない。でも思い立ったときが一番早い時。やらないで後悔するよりはやって後悔したい」
「個人的にはクラブ経営をしていたときから、クラファンという手段は反対派だったし、それは今も変わらないんですけど。今回は女子サッカーへの周囲の思いが強かったことと、私達の置かれている立場が、自力で戦うには弱かったことからの決断でした。もちろん一人ではなく、みんなでの」と、クラウドファンディングに対する否定的な考えを持っていた過去に触れた上で、女子W杯テレビ中継実現にむけての思いを綴っている。