株式会社ドッグファイトレーシングは、全日本選手権 第4戦 筑波大会のレース結果を発表した。レースは2023年6月17日〜18日に開催され、JP250に #61 アクス・タイヨウ選手が出場した。初走行となる筑波サーキットであったが、コースレコードからわずか2秒しか差がない1分6秒8をマーク。決勝では1分6秒2を記録し、5位でチェッカーとなった。
2023 レース結果報告 全日本選手権 第4戦 筑波大会
レース結果
前半戦最後の全日本筑波大会が終わりました。ビッグバイククラスの開催が無くなり2年ぶりの筑波サーキットでのレース参戦となりました。アクス・タイヨウ選手も初めての筑波サーキットでした。筑波サーキットは1周が2キロ若とコンパクトなデザインと、コーナーに大きなカント(傾斜)がついた独特のコースです。当初はタイヨウ選手も戸惑うかなと心配しましたが、初走行で1分6秒8を記録。コースレコードが1分4秒8だったので2秒の差しかありません。本人も楽しいと言っているように相性の良いコー
スのようでした。しかしここから難しいのが筑波です。その後の事前テストでもタイムは一進一退。なかなか思うようにタイムを伸ばすことが出来ずにレースウイークを迎える事と成りました。
ここまで思うような結果を残せず不完全燃焼だったタイヨウ選手の前半戦最後のレース結果をご報告いたします。
名トンベイ : 全日本選手権 第4戦 筑波大会
開 催 日 : 2023年6月17-18日
レース結果 : JP250 #61 アクス タイヨウ 予選 6位(4位) 決勝 5位(4位)
WEBリザルト
レース報告・アクスタイヨウ JP250・#61
アクス タイヨウ コメント
筑波のようなサーキットはオーストラリアでも経験したことが無くて、コースを始めて歩いた時はヘアピンコーナーのカントがものすごくてちょっとびっくりしましたが、走ったら思ったよりもうまく走ることが出来てとても楽しいコースです。1周が短いので反復練習も沢山できるので良いトレーシングにもなりました。しかし単独ではなかなかタイムを上げることが出来なくて、リズムに乗るのが難しかったです。車体セットの限界を感じてレースウイークの初日は思い切って車体セットを大幅に変更しました。前後のセットをボリュームアップして臨んだ初日のタイムは6秒2でしたが新しく試したセットアップが好フィーリングで予選に臨むことが出来ました。
公式予選
公式予選は上位ライダーの後方につける作戦でしたがコースインのタイミングが合いませんでした。気持ちを切り替えて単独でアタックを開始すると4周目に自己ベストとなる5秒6を記録。赤旗が出て一時中断後の再アタックでも5秒中盤のタイムで周回を重ね最後に5秒4迄タイムを上げることが出来ました。その結果6番手となりスターティンググリッドは2列目からのスタートとなりました。
決勝
午後になり路面温度が上がってきた中で15周の決勝が始まりました。まずまずのスタートを切ることが出来て1周目は6番手で帰ってきました。3周目に2番手を走行していた千田選手が転倒したため5番手にポジションアップ。前を行く小室選手を追いますが徐々に引き離されてしまいました。そして11周を通過した所で赤旗中断となりそのままレースが成立となり5位でレースを終えることになりました。
今大会の感想
前回までは不本意な結果だったので今回のレース結果はシーズン最高の結果でした。しかしまだまだ目指している所には届いていません。トップの座を獲得したいと思っています。茂木・菅生のレース結果を考えると今回結果を残せた事でホッとしています。レースウイーク中は走行が終わった後にヤマハのスタッフに走り方やコースのライン取りなど細かなチェックを指導して貰う事も出来てとても勉強になりました。
スポンサーの皆様、チームスタッフ、応援してくださった皆様、沢山のご支援ご声援をありがとうございました。
夏のインターバルもしっかりと勉強して次のレースでもっと上位に行けるよう頑張ります。