ビジネスシーンやプライベートなどさまざまなシーンで着用するワイシャツをどのようなものにしようか迷うことも多いのではないでしょうか。ワイシャツ次第で印象も変わってきますし、おしゃれなデザインもたくさんあります。その中でもクレリックシャツはおしゃれに着こなすことができます。この記事では、クレリックシャツとは何か、1枚でサマになるおすすめアイテムをご紹介していくので、参考にしてみてください!
クレリックシャツとは
ワイシャツにもさまざまな種類がありますが、クレリックシャツという名前を初めて聞いたという方もいるかもしれません。どういったワイシャツのことを指すのか詳しく見ていきましょう。
襟と袖口が白いシャツ
ワイシャツというと、すべて白か、カラー付き、柄物といったものを思い浮かべるのではないでしょうか。クレリックシャツとは、柄物で襟と袖口が白いシャツのことを指します。
首回りと袖口が白いことで、爽やかさをアップさせることができます。また、ワイシャツには襟の形もさまざまありますが、襟の形が違っていても、襟と袖口が白ければ全てクレリックシャツと言われているのです。
クレリックシャツの由来
襟と袖口が白いシャツがあるのは知っているけれど、クレリックシャツという名前であるとは知らなかったという方も多いかもしれません。どこからこのような名前がついたのか、由来について見ていきましょう。
「クレリック」には「牧師・聖職者」という意味があります。牧師が着用していた服に似ていたことから、クレリックシャツと呼ばれるようになったともいわれています。
襟と袖口は着用している中で傷みやすい部分であり、交換ができるようにしていることが始まりであるとされているのです。全てが同じカラーだと単調になりやすいですが、襟と袖口が白でアクセントとなるため、おしゃれにコーディネートができます。
クレリックシャツの着用シーン
クレリックシャツはさまざまなシーンで取り入れやすく、おしゃれに着こなすことができます。どのようなシーンで着用ができるのかご紹介していきます。
ビジネスシーン
会社のルールによって、必ず白いワイシャツでなければいけないといった場合もあるでしょう。色つきや柄物がOKとされている会社であれば、クレリックシャツを着用することができます。
クレリックシャツは柄物で襟と袖口が白いことから、カジュアルな印象を与えます。同じカラーであれば単調になりやすいワイシャツも、部分的に色に変化があることでアクセントとなり、かっこいい着こなしになるのです。
背広を羽織っているなら特に問題はありませんが、クールビズの場合はおとなしい印象になりがちです。クレリックシャツを着用することで、サマになります。
パーティーやイベント
パーティーやイベントの時に、ビシッと決めていきたいという場合もあるのではないでしょうか。パーティーやイベントにも、クレリックシャツは活躍し、ビジネスだけではなくカジュアルなシーンにも着用できます。
柄物で襟と袖口が白く色の変化を感じられることから、華やかさもアップします。そのため、パーティーやイベントのような場合にも相性が良いです。
フォーマル
ビジネスにもカジュアルにも着用できるクレリックシャツですが、フォーマルの時はどうなのだろうと気になる方もいるでしょう。
まず結婚式ですが、クレリックシャツでの出席は避けた方が無難です。その理由として、クレリックシャツは労働者階級のシャツであったことから、フォーマルで着用するものとは違います。また、日本ではスーツはブラック、ワイシャツは白で参列することが一般的となっています。
結婚式では着ることを避けた方が良いものの、2次会やカジュアルなウエディングでの出席でドレスコードに指定がないなら、おしゃれに着こなすことができるクレリックシャツはおすすめです。