目次
■家族皆が使えるスペースで早朝、仕事に集中する
●東京都/Y邸
■秘密基地造りの3箇条
■家族皆が使えるスペースで早朝、仕事に集中する
●東京都/Y邸
(※その他の写真は【関連画像】を参照)

(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
新築の建売住宅を購入したのは10年前。
昨今のコロナ禍でリモート会議なども増えて、物置兼用の一室で仕事をすることが多かったというYさんは、集中できるミニ書斎を設けることにした。
書斎の場所は2階の、なんとトイレだったところだ。隣室を少し削り、4畳半ほどの広さを確保できた。

(画像=2階への階段を上がればすぐの場所。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

(画像=廊下側の回転窓からは書斎内の様子も見える。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
トイレを移動することで、2階での生活動線も良くなった。
「ミニ書斎にはエアコンも導入。狭いからすぐに暖かくなります。元のトイレ窓と廊下側の回転窓で、扉を閉めても光や風も入ります」
Yさんは朝型なので、仕事をするのは出勤前の朝4時から6時くらいだとか。在宅日のリモート会議などもやりやすいそうだ。
実はこの空間はYさん専用ではない。家族皆の小さな書斎という位置づけだ。

(画像=次男と椅子を並べ仕事をしながら勉強を見てあげられる。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

(画像=通常は椅子1脚で、デスクを広々と使う。ノートPCは仕事が終わればデスク上の棚へ。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

(画像=外に開いた窓は元々トイレの小窓。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

(画像=仕事上の書類は皆このファイル棚に整理。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
今はほとんどYさんの仕事の場となっているが、奥様も使うし、ここで子どもたちの宿題を見てあげることもある。
そのためカウンターデスクは2人が並べる広さを選んだ。
「だから次に使う人のためにデスク上に何も残さないのがルール。PCや書類も全て片付けます」
家族誰もが使える秘密基地は、互いを思いやる心も育てていく。

(画像=棚にキャンプ用ランタンも。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

(画像=1階のボルダリング壁。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
■秘密基地造りの3箇条

(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
1、水回りや壁を移動して空間を捻出。
2、“家族誰でも使える”を原則とする。
3、小窓の設置で中の気配が伝わる。