面白い名前の植物、それがニチニチソウです。
これは文字通り、毎日花を咲かせるのが特徴となっています。
しかし、他にも学名の成り立ちなどが別途であるのだとか。
そこで今回はニチニチソウという植物について解説します。
ここではどのような特徴をもっているのかはもちろん、花言葉なども含めて詳しく説明します。
目次
ニチニチソウとは?
・特徴
・開花時期
・原産
ニチニチソウという名前
・ニチニチソウの由来
・学名「Catharanthus」の由来
ニチニチソウとは?

まずはニチニチソウがどのような植物なのか見てみましょう。
特徴
ニチニチソウはキョウチクトウ科ニチニチソウ属に分類される植物となっています。
その名前の通り、毎日のように花を咲かせる植物となります。
もちろん、開花時期に限った話なのですが、それら入れ替わるように咲く花から「日日草」と呼ばれるそうです。
開花時期
ニチニチソウの開花時期は5月~10月頃と比較的長めです。
花色は赤色やピンク色、白色や黄色など色彩豊かなのが特徴です。
それらニチニチソウの花持ち期間は3日~5日ほどしか持たないとされています。
ただし、開花期間内であれば新しい花を次々と咲かせるのもニチニチソウの特徴となっています。
そのため、花が途絶えることはあまりありません。
そのことが名前の由来や語源にもなっているわけです。
原産
ニチニチソウの原産はマダガスカルやインドとされています。
現地では普通に自生している姿も見られるのだとか。
ちなみに、ニチニチソウは酷暑となる国であっても育つほど強い品種とされています。
そのため、マダガスカルやインドなど猛暑となる国でも立派に育ってくれるのが特徴と言えるでしょう。
ニチニチソウという名前

ではニチニチソウという名前はどこから来たのでしょうか?
ここからはその成り立ちについてまとめます。
ニチニチソウの由来
ニチニチソウは咲いたその日に花が落ちてしまいます。
しかし、実は次から次に新しい花が咲き続けるのです。
そのため、開花期間内は花が途絶えることもありません。
その様子から日本では「日々花が咲く=日々草」と呼ばれるようになったとされています。
学名「Catharanthus」の由来
ニチニチソウの学名は「Catharanthus」となっています。
これはギリシア語で純粋を意味する「Katharos」と花を意味する「Anthus」が結びついたものだとされています。
つまりは純粋な花を意味するところから学名が来ているのです。