SNS利用率が高い水準の現代では、マーケターにとってSNSマーケティングのスキルは欠かせません。SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンクは、5月10日から5月12日にかけてSNSマーケティングの理解度をはかる「ULSSAS認定試験」を実施しました。
日本のSNS利用率は?
TwitterやInstagram、FacebookなどのSNS利用率が高まっています。
総務省の「令和3年通信利用動向調査」によると、SNS利用率は78.7%にものぼっていることが判明しています。さらに13~19歳と20~29歳のカテゴリーでは、90%以上もの利用率となっています。
「ULSSAS認定試験」実施の背景
SNS利用率が高まっている今、企業はSNSを活用してユーザーとのタッチポイントを作る必要があります。
しかし日本企業にとって課題となっているのが、デジタル化を進めるための人材不足。総務省の「情報通信白書(2022)」によると67.6%の企業が人材不足に課題と感じており、米国・中国・ドイツの3カ国に比べて高い水準となっています。
(総務省のWebサイトより引用)
そこで株式会社ホットリンクでは、SNSの仕組みやSNSマーケティングの知識を身につけるための「ULSSAS認定試験※」を実施しました。
参加者は自社サイトなどで受験費用無料で募集し、新入社員やSNSの信任担当者など今まで学んでこなかった人にもリスキリング(学び直し)の機会となるよう、試験に向けた対策講座も開催したそうです。
※なお、同社が提唱する「ULSSAS」とは、UGC(User Generated Content)を起点とするSNS上での購買行動プロセスを指しています。
■「ULSSAS認定試験」 実施結果
- 受験者:51人
- 合格者:32人
今後について
今回の「ULSSAS認定試験」はテスト開催でしたが、テスト開催を繰り返して2024年以降の本格開催を想定。また、Instagram運用に特化した認定試験の実施も予定しています。
SNS時代の今だからこそ、マーケターはSNSの仕組みや基礎知識を身につけておく必要がありそうです。
【参考】
総務省「情報通信白書(2022)」
総務省「令和3年通信利用動向調査の結果」
ホットリンク、SNSマーケティングの基礎習得を後押しする、「ULSSAS認定試験」の受験申込みを開始