可愛らしい小さな花が集まって咲く「バーベナ」。
このバーベナには、少し不思議な雰囲気を纏っている花言葉が添えられています。
ここでは、このバーベナがどのような植物なのか、またその花言葉について解説していきます。

目次
バーベナとは?
バーベナという名前

バーベナとは?

小さな花が集まって咲くバーベナ、その花言葉は?名前の由来は?
(画像=『FUNDO』より 引用)

まずはバーベナがどのような植物なのかを見てみましょう。

バーベナの特徴
バーベナは、クマツヅラ科バーベナ属に分類される植物です。
約250種もあるともいわれますが、かわいらしい小さな花が密集して咲くことから、その園芸品種は人気のある花となっています。

バーベナの開花時期
バーベナの開花時期は4月から11月頃までです。
立性と匍匐性の両方の特性を持つこの植物は、可愛らしい小さな花を咲かせます。
寒さや暑さにも耐えられる品種もありますが、一部の種類は環境に耐えられないことがありますので、注意が必要です。

バーベナの原産
バーベナの原産は、中央アメリカの熱帯から亜熱帯地域とされています。
それもあって、中央アメリカでは自生する姿がよく見られる植物となっています。

バーベナという名前

小さな花が集まって咲くバーベナ、その花言葉は?名前の由来は?
(画像=『FUNDO』より 引用)

ここからは、バーベナの名前に焦点を当てて見ていきましょう。

バーベナという名前の由来
バーベナという名前は、学名の”Verbena”から来ています。
この学名自体は、ヘブライ語で良い植物を意味する”Herbabona”から来たとされています。
なお、他にもハーブとして「ヴェルヴェーヌ(ベルベーヌ)」と呼ばれたり、レモンに似た香りから「レモンバーベナ」と呼ばれたりすることもあります。

超常的力があるとされたバーベナ
ローマ神話や北欧神話などでは、バーベナは「神のハーブ」として伝わっています。
そこから、バーベナは超常的な力があると信じられてきました。
バーベナを煮出した液を周囲にまくと「悪霊除け」になるとされた他、家の中に飾ることで加護が得られるとも考えられてきました。
一部の地域では占いに使用したり、乾燥させたものを携帯したり、庭に植えたりすることで様々な恩恵があるとされてきたそうです。
これは、バーベナの芳香には虫を寄せ付けないという特性があるため、これが魔除けにまで効果があると発展して考えられたのかもしれません。